特許
J-GLOBAL ID:200903066605333199

エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109539
公開番号(公開出願番号):特開平9-291841
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】スロットル弁の開度制御を、スロットル通過吸入空気流量のようなダイナミックレンジの大きな変数を用いることなく、実際の吸入空気の変化に対応した、制御可能な範囲で行う。【解決手段】アクセルペダル踏込み量に基づき設定した要求行程吸入空気量MGa1とアイドル時の要求行程吸入空気量MGa2とを加算して、算出した(S91)総目標行程吸入空気量Aが、エンジン回転数と予め設定した最大エンジン回転数及び1気筒が1吸気行程当りに吸入する実行程吸入空気量とに基づいて設定した目標行程吸入空気量上限値MGamaxを越えるときは、目標行程吸入空気量上限値MGamaxで上記総目標行程吸入空気量Aを設定し(S98)これを燃料量算出用目標行程吸入空気量MGa3として採用し、(S101)この値に基づき、所定空燃比を得るための燃料噴射量と、この燃料噴射量に適合する行程吸入空気量を得るスロットル開度とを同時に設定する。
請求項(抜粋):
運転者の出力要求量に応じて燃料噴射量およびスロットル弁開度を可変制御するエンジンの制御装置において、スロットル弁下流に発生する第1の吸気管圧力に基づき1気筒が1吸気行程当たりに吸入する実行程吸入空気量を設定する実行程吸入空気量設定手段と、スロットル弁上流に発生する第2の吸気管圧力に基づき上記実行程吸入空気量の最大値である最大実行程吸入空気量を設定する最大実行程吸入空気量設定手段と、少なくとも前記出力要求量に基づき1気筒が1吸気行程当たりに吸入する空気量の要求量である第1の目標行程吸入空気量を設定する第1目標行程吸入空気量設定手段と、上記実行程吸入空気量とエンジン回転数と予め設定した最大エンジン回転数とに基づき上記第1の目標行程吸入空気量の制御可能上限値である目標行程吸入空気量上限値を設定する目標行程吸入空気量上限値設定手段と、上記第1の目標行程吸入空気量の上限を上記目標行程吸入空気量上限値で制限して、燃料噴射量並びにスロットル弁開度を設定するための指示値となる第2の目標行程吸入空気量を設定する第2目標行程吸入空気量設定手段と、上記第2の目標行程吸入空気量に基づき燃料噴射量を設定する燃料噴射量設定手段と、上記実行程吸入空気量と上記第2の目標行程吸入空気量との平均値の上記最大実行程吸入空気量に対する割合を表わす吸気供給割合を算出し、又上記実行程吸入空気量と上記第2の目標行程吸入空気量とに基づき回転数増減分を算出し、エンジン回転数に上記回転数増減分を加算してエンジン回転数指標値を算出し、上記吸気供給割合と上記エンジン回転数指標値とに基づき上記スロットル弁に連設するスロットルアクチュエータに対するスロットル開度制御量を設定するスロットル開度設定手段とを備えることを特徴とするエンジンの制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/04 310 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04 ,  F02D 9/02 ,  F02D 11/10 ,  F02D 45/00 364
FI (6件):
F02D 41/04 310 B ,  F02D 41/04 330 B ,  F02D 41/04 330 P ,  F02D 9/02 R ,  F02D 11/10 Z ,  F02D 45/00 364 D

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