特許
J-GLOBAL ID:200903066622685031

液圧駆動式膜ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-336959
公開番号(公開出願番号):特開平5-240162
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 膜の行程を両方向に簡単な手段で確実に制限できるようにし、かつまた膜ポンプの始動に手操作を要しないようにする。【構成】 漏れ補充装置の第1制御スライダ19が膜側の端部に有する支持板31が、膜の吸込行程終位置で、膜作業室9のポンプ体面10と一緒に、膜の自然形状に適合するほとんど間隙の無い機械式の膜支持面10,10′,10′′を形成し、他方、ピストン側の端部に第2制御スライダ20を有し、その弁頭21が、膜の加圧行程終位置でピストン作業室5から膜作業室9への液圧の連通を遮断するようにした。
請求項(抜粋):
ポンプ体とポンプカバーとの間の縁部側に張られた膜と、振動式の容積形ピストン形式の液圧膜駆動装置と、膜位置調整式の漏れ補充装置とを有する液圧駆動式膜ポンプであって、前記膜が給送室を液圧室から分離し、しかも液圧室が、膜作業室と、少なくとも1つの連通通路を介して膜作業室に連通するピストン作業室とに分割されており、また、前記膜駆動装置が、液圧液の貯蔵室とピストン作業室との間でポンプ体内を移動可能であり、更に、前記漏れ補充装置が、前記連通通路の区域で膜作業室とピストン作業室との間を移動可能に案内される制御スライダを有する制御弁を有しており、このスライダが膜の吸込行程位置で、ないしはその位置の向う側で貯蔵室からピストン作業室への連通が生ぜしめられる形式のものにおいて、漏れ補充装置の制御スライダ(19)が、その両端に、自由振動するように張られた膜(1)の行程距離制限装置(31;20)を有していることによって、制御スライダ(19)が、その膜側端部に支持板(31)を有しており、この支持板が、膜の吸込行程終位置で、膜作業室(9)の配属ポンプ体面(10)と一緒に、自然的な膜の幾何形状に適合する、ほとんど隙間のない機械的な膜支持面(10,10′,10′′)を形成し、かつまた、制御スライダ(19)が、そのピストン側の端部に弁部材(21)を有する第2制御弁(20)を有しており、この弁部材(21)が膜(1)の加圧行程終位置で、ないしはこの終位置を超えると、ピストン作業室(5)から膜作業室(9)への液圧連通を遮断することを特徴とする、液圧駆動式膜ポンプ。

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