特許
J-GLOBAL ID:200903066627967450

医療用器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019079
公開番号(公開出願番号):特開平6-014874
出願日: 1993年02月05日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 医療用器具の先端部に設けた端部作用手段を、回動させたり固定させたりできるようにする。【構成】 医療用器具は、先端部の端部作用手段と、これを作動させる作動装置とを備える。作動装置は、端部作用手段に相対的に回動可能である。器具は、U字形リンクによって端部作用手段に連結された外側管20と、この外側管20を通り端部作用手段と連結するプッシュロッド60とを備える。作動装置は、外側管20およびプッシュロッド60と係合し、プッシュロッド60に対し、管20に相対的な往復軸方向運動を与える。作動装置は、ハンドル85およびレバーアーム75を備える。外側管20には、周方向に間隔をおかれた複数の凹部145が設けられている。ハンドル85には、弾性的に偏倚された接触要素150が設けられている。接触要素150が凹部145に着座すると、外側管20は長手軸まわりを回転できない。十分な回転力により、接触要素150の着座は解除される。
請求項(抜粋):
端部作用手段と、各々が前記端部作用手段の少なくとも一つに結合されたハンドル手段およびレバーアーム手段と、を備え、前記ハンドル手段及びレバーアーム手段が、枢着手段により互いに枢動可能に固定され、前記レバーアーム手段が前記枢着手段の周りで前記ハンドル手段に対して枢動することにより前記端部作用手段が相対的に動くようにした医療用器具にして、解放可能なラチェット機構を備え、前記解放可能なラチェット機構が、a)対向する第1及び第2の対向端を有する弾性的部材を備え、前記第1の端部が前記ハンドル手段及び前記レバーアーム手段の一方と片持ち係合状態に保持され、その第2の端部が前記ハンドル手段及び前記レバーアーム手段の前記一方から離れるように伸長し、前記弾性的部材が前記ハンドル手段及び前記レバーアーム手段の他方に向けて前記一方のハンドル手段及び前記レバーアーム手段に片持ち状に係合し、前記弾性的部材がその片持ち状係合部分から遠方に伸長する係止要素を備え、b)前記弾性的部材の前記片持ち状係合部分に向けて、前記ハンドル手段及びレバーアームの前記他方から伸長するラチェット手段であって、前記枢動手段に対し垂直な軸線に沿って且つ前記係止要素に対し近接して向き合った状態で該係止要素に対して軸方向に変位されたラチェット手段を備え、前記ラチェット手段が、複数の溝を形成する複数の歯を備え、前記溝の各々が、前記弾性的部材の前記係止要素を個々に受け入れ得るように係合可能であるようにし、c)前記ハンドル手段及びレバーアーム手段の前記一方に可動に結合された掛止手段を備え、前記弾性的手段が前記一方のハンドル手段及びレバーアーム手段に片持ち状に係合し、前記掛止手段が第1の位置にあるとき、該掛止手段が、前記弾性的部材に係合し且つ弾性的に変形し、前記係止要素を前記ラチェット手段の溝に係合させ、前記掛止手段が第2の位置にあるとき、前記弾性的手段を略非係合状態にし、又は前記弾性的部材の変形を軽減し、前記係止手段が略前記ラチェット手段から自由であるようにすることを特徴とする医療用器具。
IPC (2件):
A61B 1/00 334 ,  A61B 17/28 310
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-068449

前のページに戻る