特許
J-GLOBAL ID:200903066628401779

ジメチルカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白井 重隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-041388
公開番号(公開出願番号):特開2003-238486
出願日: 2002年02月19日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 極めて毒性が強いホスゲンや一酸化炭素を使用することなく、ジメチルカーボネートを連続的に効率良く製造する。【解決手段】 二酸化炭素にメタノールを混合し、昇圧・昇温して、反応器内で超臨界状態で、カルボニル化触媒の存在下、ジメチルカーボネートと水を生成させる工程、水を除去する工程、さらに減圧・温度調整を行なうことによって相分離を生起させ二酸化炭素相と、ジメチルカーボネートリッチ相とに分離する工程、二酸化炭素相を再昇圧し、二酸化炭素およびメタノールを補充したのち、再昇温し、上記反応器に送る工程、以上を連続的に繰り返すことにより、ジメチルカーボネートを連続的に製造する。
請求項(抜粋):
下記(イ)〜(ホ)の工程を連続的に繰り返すことを特徴とするジメチルカーボネートの製造方法。(イ) 二酸化炭素にメタノールを混合し、昇圧・昇温して、反応器内で超臨界状態で、カルボニル化触媒の存在下、ジメチルカーボネートと水を生成させる工程。(ロ) 上記(イ)工程で得られたメタノール、ジメチルカーボネートおよび水を含有する超臨界状態の二酸化炭素を主成分とする流体を減圧・降温して、第一セトラにおいて、メタノールおよびジメチルカーボネートを含有する第一セトラ分離二酸化炭素相と水相に分離することによって、水を除去する工程。(ハ) 上記(ロ)工程から出たメタノールおよびジメチルカーボネートを含有する第一セトラ分離二酸化炭素相を、さらに減圧・温度調整を行なうことによって相分離を生起させ、第二セトラにおいて、メタノールおよびジメチルカーボネートを含有する第二セトラ分離二酸化炭素相と、ジメチルカーボネートがリッチでメタノールおよび二酸化炭素を含有するジメチルカーボネートリッチ相とに分離する工程。(ニ) 上記第二セトラを出たジメチルカーボネートリッチ相を精留し、ジメチルカーボネートとメタノールをそれぞれ得る工程。(ホ) 上記第二セトラを出た第二セトラ分離二酸化炭素相を再昇圧し、二酸化炭素およびメタノールを補充したのち、再昇温し、上記反応器に送る工程。
IPC (3件):
C07C 68/04 ,  C07C 69/96 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
C07C 68/04 A ,  C07C 69/96 Z ,  C07B 61/00 300
Fターム (17件):
4H006AA02 ,  4H006AC48 ,  4H006AD11 ,  4H006BA10 ,  4H006BA11 ,  4H006BA30 ,  4H006BA45 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC51 ,  4H006BC52 ,  4H006BD33 ,  4H006BD41 ,  4H006BD53 ,  4H006KA54 ,  4H039CA66 ,  4H039CD10

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