特許
J-GLOBAL ID:200903066629932867

調質度T-3以下の軟質非時効性容器用鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-015305
公開番号(公開出願番号):特開平5-263143
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 調質度がT-3以下で、かつバッチ焼鈍鋼板と同等の非時効性を有する軟質容器用鋼板を連続焼鈍炉で製造する方法。【構成】 重量%でC:0.0015%以下、P:0.06%以下、酸可溶Al:0.10%以下、N:0.0060%以下に加えて、Ti:3.4×(N%-0.0010)%以上、0.02%以下、Nb:6.6×(N%-0.0010)%以上、0.03%以下、B:0.79×(N%-0.0010)%以上、0.0040%以下のうち1種以上を含有する熱鋼片を、850°C以上の仕上温度で熱間圧延し、冷延し、連続焼鈍炉で焼鈍し、0.6〜10%の伸び率で調質圧延する。【効果】 非時効性軟質容器用鋼板が、熱延工程にスラブ再加熱温度および捲取温度の制約を受けることなく、過時効処理しない連続焼鈍炉でも工業的に製造可能である。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.0015%以下、Mn:0.05〜0.40%、P :0.06%以下、S :0.06%以下、酸可溶Al:0.10%以下、N :0.0060%以下、に加えて、Ti:3.4×(N%-0.0010)%以上、0.02%以下、Nb:6.6×(N%-0.0010)%以上、0.03%以下、B:0.79×(N%-0.0010)%以上、0.0040%以下のうち1種以上を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる熱鋼片を、850°C以上の仕上温度で熱間圧延したのち、酸洗し、冷間圧延し、連続焼鈍炉で焼鈍し、0.6〜10%の伸び率で調質圧延することを特徴とする調質度T-3以下の軟質非時効性容器用鋼板の製造法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14

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