特許
J-GLOBAL ID:200903066634876460

フロ-制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-014110
公開番号(公開出願番号):特開2000-216811
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 急激なスループットの変動にも対応でき、しかも、ノイズ的な変動に過敏に反応することを抑制する。【解決手段】 今回受信した(n)-ACKで送達確認されたデータと所定個数を超えないもっとも以前に受信した(n)-ACKで送達が確認されたデータとの差分量を、両(n)-ACKの受信時刻差で除算して最新のスループットを算出し、この推定スループットに基づき送信ウィンドウサイズを算出する。また、急激な送信ウィンドウサイズの変化があった場合にも、送信されるデータが推定したスループットを越えないようにするため、1つの短い周期を区切り、周期内に送信可能なデータ量を周期の時間と推定スループットにより求め、その周期内に送信可能な(n)-DATA量に制限する。
請求項(抜粋):
送信側から送信した転送データが受信側で受信されたことを示す受信側からの受信応答に基づいて、順次、送信側から転送データを送信するとともに、送信側で推定した受信側へのデータ転送に対するスループットに応じて送信ウィンドウサイズを変更することによりデータ転送量を制御するフロー制御方法において、送信側では、所定範囲内でもっとも以前に受信された第2の受信応答により確認されたデータ以降、新たに受信した第1の受信応答により確認されたデータまでのデータ量を、第1の受信応答を受信した時刻と第2の受信応答を受信した時刻との時間差で除算することにより推定スループットを算出し、この推定スループットと、転送データの送信からそれぞれの転送データに対する受信応答の検出までに要する受信応答検出時間(RTT)のうち最も小さい最小受信応答検出時間との積を用いて、送信ウィンドウサイズを、直接、算出することを特徴とするフロー制御方法。
Fターム (6件):
5K030GA13 ,  5K030HB15 ,  5K030LA02 ,  5K030LB19 ,  5K030LC03 ,  5K030MB02
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る