特許
J-GLOBAL ID:200903066637420093

静止形無効電力発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238309
公開番号(公開出願番号):特開平6-090528
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 無効電流の進相、遅相の相互切り換え時にゲートターンオフサイリスタの短絡を防止する時間Tdに起因する無駄時間を補償し、応答を改善及びオーバシュートを抑制する。【構成】 無効電流基準信号IQ*を位相差基準補償回路20に導入し、静止形無効電力発生装置が発生する無効電力が進相、又は遅相へ切換わる時直流電圧コントローラ11の発生する位相差基準信号Δφを補償し、直流電圧源用コンデンサ5の出力電圧を進相、又は遅相方向へ制御するようにした。
請求項(抜粋):
電力系統にトランスを介して接続されたインバータ装置、このインバータ装置に直流電圧を供給する直流電圧源用コンデンサ、系統電圧、及び系統電流を導入し、系統の無効電流、有効電圧、及び同期用位相基準信号を検出する第1のセンサ、上記直流電圧源用コンデンサの出力電圧を検出する第2のセンサ、上記第1のセンサの検出する系統有効電圧と系統有効電圧基準とを導入し、これらの偏差に基づき無効電流基準信号を導出する系統電圧コントローラ、この系統電圧コントローラの導出する無効電流基準信号と上記第1のセンサの検出する系統無効電流とを導入し、これらの偏差に基づき上記インバータ装置の通流角基準信号を導出する無効電流コントローラ、上記第2のセンサの検出する直流電圧源用コンデンサの出力電圧と予め与えられた直流電圧基準信号との偏差に基づき上記直流電圧源用コンデンサの出力電圧を制御する位相差基準信号を導出する直流電圧コントローラ、この直流電圧コントローラ、上記無効電流コントローラ、及び上記第1のセンサから得られる位相差基準信号、通流角基準信号、及び同期用位相基準信号により上記インバータ装置のスイッチングを制御するパルス幅変調制御回路、上記系統電圧コントローラの導出する無効電流基準信号を導入し、進相、又は遅相相互切換り時、上記直流電圧コントローラの位相基準信号を補償し、直流電圧源用コンデンサの出力電圧を進相、又は遅相方向に制御する補償回路を備えたことを特徴とする静止形無効電力発生装置。
IPC (2件):
H02J 3/18 ,  G05F 1/70

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