特許
J-GLOBAL ID:200903066644788209

位相回復法を用いたX線集光方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-357566
公開番号(公開出願番号):特開2008-164553
出願日: 2006年12月28日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
【課題】 波動光学理論に基づく位相回復法を利用し、実際の評価で使用する硬X線を用いてミラーにより集光された集光ビームの強度分布を用いることで、ミラー上の位相誤差分布、即ち、形状誤差を求めるX線波面計測法を提案し、それを利用してX線集光光学系を最適に調節する位相回復法を用いたX線集光方法及びその装置を提案する。【解決手段】 反射X線の波面を微調節可能な波面調節能を有するX線ミラーを備え、焦点近傍でのX線強度分布を測定し、X線ミラー近傍でのX線強度分布を測定し若しくは入射X線の既知のX線強度分布を用い、焦点近傍でのX線強度分布と反射面近傍でのX線強度分布から位相回復法を用いて反射面での複素振幅分布を算出し、この複素振幅分布からX線集光光学系の波面収差を算出し、この算出した波面収差を最小にするように波面調節能にてX線ミラーの反射面を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
超精密な反射面を有する単又は複数枚のX線ミラーでX線を反射させて集光するX線集光方法において、前記X線ミラーのうちの一つが反射面で反射されたX線の波面を微調節可能な波面調節能を有し、焦点近傍での光軸に垂直な平面におけるX線強度分布を測定するとともに、X線ミラーの反射面近傍での光軸に垂直な平面におけるX線強度分布を測定し若しくは入射X線の既知のX線強度分布を用い、焦点近傍でのX線強度分布と反射面近傍でのX線強度分布から位相回復法を用いて反射面での複素振幅分布を算出し、この複素振幅分布からX線集光光学系の波面収差を算出し、この算出した波面収差を最小にするように前記波面調節能にてX線ミラーの反射面を制御することを特徴とする位相回復法を用いたX線集光方法。
IPC (6件):
G21K 1/06 ,  H01L 21/027 ,  G02B 5/10 ,  G21K 7/00 ,  G01N 23/207 ,  G01N 23/223
FI (9件):
G21K1/06 M ,  G21K1/06 B ,  G21K1/06 D ,  G21K1/06 P ,  H01L21/30 531A ,  G02B5/10 B ,  G21K7/00 ,  G01N23/207 ,  G01N23/223
Fターム (21件):
2G001AA01 ,  2G001BA04 ,  2G001BA18 ,  2G001CA01 ,  2G001GA09 ,  2H042DA08 ,  2H042DA12 ,  2H042DB02 ,  2H042DD07 ,  2H042DD11 ,  2H042DE00 ,  5F046BA05 ,  5F046CB02 ,  5F046CB03 ,  5F046DA01 ,  5F046DA13 ,  5F046DB05 ,  5F046GA06 ,  5F046GA14 ,  5F046GB01 ,  5F046GC04
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • X線顕微鏡用光学装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-069613   出願人:キヤノン株式会社
  • 特許第3634550号公報
  • 特許第3774588号公報
審査官引用 (1件)
引用文献:
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