特許
J-GLOBAL ID:200903066647332818

耐候性熱可塑性樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鈴木 俊一郎 ,  牧村 浩次 ,  高畑 ちより ,  鈴木 亨
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-510708
公開番号(公開出願番号):特表2004-521995
出願日: 2001年12月27日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
本発明は耐候性熱可塑性樹脂の製造方法に関し、特に耐候性および着色性に優れた熱可塑性アクリレート-スチレン-アクリロニトリル(ASA)樹脂の製造方法に関する。詳細には、本発明は、a)芳香族ビニル化合物または(メタ)アクリル酸アルキルエステルに、水溶性開始剤を添加して重合することにより、シードを製造する工程;b)前記シードにアルキルアクリレート単量体、pH3〜9の乳化剤および油溶性開始剤を添加して重合することにより、アルキルアクリレートゴム重合体を製造する工程;次いでc)前記アルキルアクリレートゴム重合体に、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物、pH9〜13の乳化剤、および油溶性開始剤を添加してグラフト重合することにより、熱可塑性樹脂を製造する工程を含む方法を提供する。
請求項(抜粋):
耐候性熱可塑性樹脂の製造方法において、 a)芳香族ビニル化合物または(メタ)アクリル酸アルキルエステル0.5〜10重量部に、水溶性開始剤0.05〜0.2重量部を添加して重合することにより、シードを製造する工程、 b)前記シードに i)アルキルアクリレート単量体5〜45重量部、 ii)芳香族ビニル化合物、(メタ)アクリル酸アルキルエステルまたはシアン化ビニル化合物1〜5重量部、 iii)乳化剤として、C12〜C18のアルキルスルホサクシネート金属塩の誘導体、またはC12〜C20のアルキル硫酸エステル金属塩の誘導体もしくはスルホン酸金属塩0.2〜1.0重量部、および iv)油溶性開始剤0.05〜0.2重量部を添加して重合することにより、アルキルアクリレートゴム重合体を製造する工程、次いで c)前記アルキルアクリレートゴム重合体に i)芳香族ビニル化合物10〜40重量部、 ii)シアン化ビニル化合物1〜20重量部、 iii)乳化剤として、ロジン酸金属塩またはC12〜C20のカルボン酸金属塩0.5〜3.0重量部、および iv)油溶性開始剤0.05〜0.2重量部を添加してグラフト共重合することにより、熱可塑性樹脂を製造する工程を含む耐候性熱可塑性樹脂の製造方法。
IPC (4件):
C08F285/00 ,  C08F2/16 ,  C08F12/00 ,  C08F20/00
FI (4件):
C08F285/00 ,  C08F2/16 ,  C08F12/00 510 ,  C08F20/00 510
Fターム (47件):
4J011JB05 ,  4J011JB13 ,  4J011JB14 ,  4J011JB16 ,  4J011JB21 ,  4J011JB22 ,  4J011JB26 ,  4J011KA02 ,  4J011KA04 ,  4J011KA07 ,  4J011KA27 ,  4J011KA29 ,  4J011KB05 ,  4J011KB13 ,  4J011KB14 ,  4J011KB19 ,  4J011KB21 ,  4J011KB22 ,  4J011KB29 ,  4J011PA65 ,  4J011PA69 ,  4J011PA78 ,  4J011PC06 ,  4J011PC07 ,  4J011PC09 ,  4J026AA16 ,  4J026AA17 ,  4J026AA45 ,  4J026AC15 ,  4J026AC17 ,  4J026AC31 ,  4J026BA04 ,  4J026BA05 ,  4J026BA27 ,  4J026BA28 ,  4J026BA31 ,  4J026BA40 ,  4J026BB02 ,  4J026DA03 ,  4J026DA04 ,  4J026DA07 ,  4J026DA13 ,  4J026DA16 ,  4J026DB03 ,  4J026DB13 ,  4J026GA02 ,  4J026GA06
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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