特許
J-GLOBAL ID:200903066650310957

渦流探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-162752
公開番号(公開出願番号):特開平6-003331
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 構成簡単で、製造容易であり、かつ検査速度を低下すること無く、探傷精度を向上化し得る内挿形又は貫通形渦流探傷装置を実現する。【構成】 コア10の周面には、くし形コイル23A、23Bが配置されている。くし形コイル23A、23Bは、コア10の円周方向に延びる部分と軸方向に延びる部分とが交互に配置され、くし形状となっている。形コイル23Aと23Bとは、くし形状が互いに4分の1周期ずれた千鳥状となっている。つまり、コイル23Aの軸方向部分A0 とコイル23Bの軸方向部分B0 との円周方向距離xは、円周方向部分の長さyの2分の1となっている。コイル23A、23Bの円周方向部分に対応する被検査体の部分には、円周方向の渦電流が発生し、軸方向部分に対応する被検査体の部分には、軸方向への渦電流が発生する。コイル23Aで検出困難な欠陥もコイル23Bにより検出可能となる。
請求項(抜粋):
円筒状または円柱状の磁性体の円周方向に複数列のコイルが巻回され、これらのコイルによって被検査体に渦電流を発生させ、これらコイルのインピーダンス変化を検出して、被検査体の探傷を実行する渦流探傷装置において、複数列のコイルのそれぞれは、上記磁性体の円周方向に延びる部分と軸方向に延びる部分とを交互に有するくし形状であり、これらくし形コイルは、互いに千鳥状に配置されることを特徴とする渦流探傷装置。

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