特許
J-GLOBAL ID:200903066652986176

エレクトレットコンデンサマイクロホン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 草野 卓 ,  稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-143185
公開番号(公開出願番号):特開2004-349927
出願日: 2003年05月21日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】背極を金属材料でカップ状に形成したエレクトレットコンデンサマイクロホンにおいて、感度とSN比を向上させる。【解決手段】金属材料によりカップ状に形成した背極の筒部の周面に、周方向に等間隔に少なくとも3個以上の突起18Bを設け、この突起の突出頂面をカプセルの円筒部の内壁面に当接させる構造とし、背極18の筒部18Aとカプセル11の内壁との間に空隙Gを形成し、この空隙Gの形成によって背極の筒部をカプセル11の内壁から離し、これらの間に発生する浮遊容量の値を小さくし、感度の向上を達する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
金属材料により成形され円筒部とこの円筒部の一端面に前面板を具備したカプセルと、このカプセルの上記前面板の内面に一方の面が接触し、他方の面に振動膜が貼り付けられた振動膜リングと、金属材料により形成され、筒部とこの筒部の一端面を塞ぐ閉塞板で形成された背極とを有しこの背極及び上記筒部の外表面にエレクトレット誘電体膜が被着されたカップ状背極と、このカップ状背極に形成された背極と上記振動膜との間に介挿され上記背極と振動膜との間の間隔を所定値に維持する絶縁スペーサと、上記カップ状背極の上記筒部の開口端部がインピーダンス変換器を搭載した面に当接し、他方の面が上記カプセルの開口面に露出して配置された配線基板とを具備して構成されたエレクトレットコンデンサマイクロホンにおいて、 上記カップ状背極の上記筒部の周面に周方向に等角間隔に少なくとも3個以上の突起を設け、この突起の突出外面を上記カプセルの円筒部の内壁面に当接させる構造としたことを特徴とするエレクトレットコンデンサマイクロホン。
IPC (1件):
H04R19/01
FI (1件):
H04R19/01
Fターム (2件):
5D021CC08 ,  5D021CC19
引用特許:
審査官引用 (4件)
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