特許
J-GLOBAL ID:200903066655515131

石炭灰からのコンクリート混和材製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-105475
公開番号(公開出願番号):特開平6-316449
出願日: 1993年05月06日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 NOX 発生を低減させると共にエネルギー消費の少ない石炭灰からのコンクリート混和材の製造方法を提供する。【構成】 燃焼炉20には石炭ホッパ24からの石炭、石炭灰ホッパ23からの石炭灰と酸素37が供給される。石炭と石炭灰は搬送ガス36として集塵器27の後流から抽気された排ガス34の1部を熱交換器25を通して昇温された排ガスが用いられる。また、昇温排ガスの1部38は石炭灰ホッパ23に導かれ石炭灰の昇温ガスとして用いられる。また、排ガス34の残りは燃焼炉20を出るSiO2気化ガスを含む高温の混合ガスの冷却ガスとして用いられる。このように、石炭、石炭灰の搬送ガス及び高温の混合ガスの冷却ガスとして排ガスが循環使用されるのでN2ガスが高温燃焼炉20や冷却部22へ導入されずNOxが発生しない。また、熱交換器25で昇温した排ガス38を石炭灰ホッパ23へ導入し石炭灰を加熱している。
請求項(抜粋):
燃料の酸素燃焼によって生ずる高温燃焼場で石炭灰を加熱しSiO2を選択的に気化させSiO2気化ガスを含む高温の混合ガスを得、これを冷却ガスにより冷却してSiO2ガスを凝結させSiO2超微粒子を多量に含むコンクリート混和材を製造する方法において、前記SiO2超微粒子分離後の排ガスを前記冷却ガスとして用いると共に前記高温燃焼場に対する前記燃料と前記石炭灰の搬送ガス及び前記石炭灰の昇温用ガスとして循環し、この循環する排ガスは前記冷却ガスとして用いる分を除き、少なくとも前記石炭灰の昇温用ガスとして用いる分を前記高温の混合ガスとの熱交換により昇温することを特徴とする石炭灰からのコンクリート混和材の製造方法。
IPC (4件):
C04B 18/06 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 ,  C04B 22/06

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