特許
J-GLOBAL ID:200903066662113081

自動酵素免疫測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下坂 スミ子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180534
公開番号(公開出願番号):特開平5-040122
出願日: 1991年06月26日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明は固相を用いた酵素免疫測定、特に完全に自動化され、そして測定時間が大幅に短縮できる酵素免疫測定装置を提供するものである。【構成】 本発明の自動免疫測定装置は、標識物と固相を備えたカートリッジを移す手段と、移されたカートリッジを持ち上げるリフト手段と、持ち上げられたカートリッジを受ける反応ラインと、サンプルを吸引しカートリッジに分注する手段と、カートリッジに検体、標識物および固相を入れて混合攪拌する攪拌手段と、混合攪拌した内容物のバインドとフリーを分離すると共にバインドを洗浄しフリーを除去する洗浄手段と、基質を分注して酵素反応を生じさせる手段と、酵素反応開始から所定時間後の標識物からの情報を測定する測定手段と、測定を終了したカートリッジを反応ラインから取り出して廃棄する廃棄手段と、これらの動作タイミングを与える手段とから構成される。
請求項(抜粋):
第1レベルにあって少なくとも2個のウェルを有し、一方は酵素で標識された抗原若しくは抗体である酵素標識抗原若しくは酵素標識抗体を入れたウェル、他の一方は抗原または抗体の結合した固相を入れたウェルを列として有する矩形のカートリッジを順次そのレベル内の所定位置に移す移送手段と、この所定位置に移されるカートリッジを順次その上の第2レベルに運ぶリフト手段と、この第2レベルにあってこのリフト手段により順次持ち上げられたカートリッジを第1位置において、予定のインターバルで歩進しつつ次々に受ける反応ラインと、第2レベルに配置されたサンプルカセット上のサンプルからそのサンプルを吸引し前記反応ライン上の第2位置のウェルに分注する分注手段と、この反応ラインに沿って配置されてライン上の第3位置のカートリッジのウェルに前記検体、前記固相と前記標識抗原若しくは抗体とを入れ、内容を混合攪拌する攪拌手段と、この予定の歩進後の第4位置において前記混合攪拌した固相を入れたウェルの標識物のバインドとフリーの分離を行うと共にバインドを洗浄しフリーを除去する分離洗浄手段と、第5位置において基質を固相の入ったウェルに分注して攪拌し酵素反応を生じさせる手段と、この酵素反応開始から所定の時間後の反応を測定する光学測定手段と、この測定を終了したカートリッジを反応ラインから取り出して廃棄する廃棄手段と、からなることを特徴とする自動酵素免疫測定装置。
IPC (2件):
G01N 35/02 ,  G01N 33/543

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