特許

J-GLOBAL ID：200903066664875434

ガスタービン吸気の冷却装置

発明者： 白方 芳典
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 坂間 暁 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-007389
公開番号（公開出願番号）：特開平9-195797
出願日： 1996年01月19日
公開日（公表日）： 1997年07月29日
要約：

【要約】【課題】 ガスタービンの吸気を冷却負荷を減少させて効率よく冷却し、ガスタービンの出力を高めることができるようにする。【解決手段】 ガスタービン吸気ダクト1内に設けられた冷水コイル3、冷水コイル3を流れる冷水を循環させる冷水管路11に設けられた冷水製造装置2、冷水製造装置2のバイパス管路12、前記冷水管路11に設けられ冷水製造装置2に入る冷水量を制御する冷水制御弁5、バイパス管路12に設けられたバイパス弁6、大気温度計7と大気湿度計8の検出する大気温度及び大気湿度の信号が入力され、これに基いて前記弁5,6制御弁を制御して冷水製造装置2とバイパス管路12を通過する冷水流量を制御し、冷水コイル3によって吸気ダクト1に吸引された空気の顕熱分のみを除去するように冷水コイル3に入る冷水の温度を設定すると共に冷水コイル3に入る冷水の流量を制御する演算器10を備えている。

請求項（抜粋）：

ガスタービン吸気ダクト内に設けられ同吸気ダクト内の空気を冷却する冷水コイル、冷水コイルを流れる冷水を循環させる冷水管路に設けられた冷水製造装置、冷水製造装置を流れる冷水のバイパス管路、前記冷水管路に設けられ冷水製造装置に入る冷水量を制御する冷水制御弁、前記バイパス管路に設けられたバイパス弁、大気温度計と大気湿度計の検出する大気温度及び大気湿度の信号が入力され、これに基いて前記冷水制御弁とバイパス弁を制御して冷水製造装置とバイパス管路を通過する冷水流量を制御し、冷水コイルによって吸気ダクトに吸引された空気中の水蒸気の顕熱分のみを除去するように冷水コイルに入る冷水の温度を設定すると共に冷水コイルに入る冷水の流量を制御する演算器とを備えたことを特徴とするガスタービン吸気の冷却装置。