特許
J-GLOBAL ID:200903066667515927

液展開用部材及びそれを用いたサンプル処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-158788
公開番号(公開出願番号):特開2002-350305
出願日: 2001年05月28日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 サンプルを試薬で浸漬状態にした後において、試薬の乾燥や試薬内部の気泡の滞留を抑制し、サンプルの浸漬状態を維持することのできる液展開用部材及びそれを用いたサンプル処理装置を提供する。【解決手段】 スライドガラス40上に担持されたサンプル42を覆うと共に、サンプル42に供給された試薬56をサンプル42が浸漬するように展開させる展開平坦面52Aをカバープレート52の底面に形成する。また、展開平坦面52A上でサンプル対応領域52Bより外側に試薬56の一部を貯留すると共に、必要に応じて排出自在な貯留溝53を形成する。これによって、貯留溝53に貯留された試薬56が乾燥部分に順次供給し、試薬処理中に発生する乾燥状態がサンプル対応領域52Bに進行するのを防止する。また、展開平坦面52Aの平坦性により試薬56内部に含まれる気泡をサンプル対応領域52Bから容易に排出することができる。
請求項(抜粋):
プレート上に担持されたサンプルを覆うと共に、前記サンプルに供給された液体を当該サンプルが浸漬するようにサンプル上で展開させる展開平坦面を有する液展開用部材であって、当該液展開用部材の前記展開平坦面上には、サンプル対応領域より外側に前記液体の一部を貯留すると共に、貯留する液体を排出自在な貯留溝が形成されていることを特徴とする液展開用部材。
IPC (2件):
G01N 1/28 ,  C12M 1/00
FI (3件):
C12M 1/00 A ,  G01N 1/28 U ,  G01N 1/28 J
Fターム (12件):
2G052AA28 ,  2G052AA33 ,  2G052AD12 ,  2G052AD26 ,  2G052DA07 ,  2G052DA08 ,  2G052DA15 ,  2G052JA08 ,  4B029AA23 ,  4B029BB11 ,  4B029CC03 ,  4B029CC08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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