特許
J-GLOBAL ID:200903066671272362

クラッチ冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-283626
公開番号(公開出願番号):特開平6-213304
出願日: 1993年11月12日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 クラッチの冷却の電気的制御を可能にし、それによってクラッチ冷却の量とクラッチ滑りの量との間の幅広い調和を許容するクラッチ冷却装置を提供する。【構成】 無段変速機と組み合わせて使用されるクラッチを冷却するためのクラッチ冷却装置116は、チャンバ162を限定するハウジング、チャンバ内のばねによって移動可能なスプール154及びハウジングによって限定された切欠きを有する圧力で制御されるスプール弁161と、スプールの遠い端部163に加えられる圧力を、遠い端部に加えられる圧力が減じられたときばねの伸びによりスプールがハウジング内を移動しかつスプールの先縁が切欠きを沿って通過しそれによって可変オリフィスの大きさを増加するように、調節するための圧力制御手段と、スプールに配置されたスロット155と、冷却流体供給ライン及びチャンバから伸びているクラッチ冷却ラインと、クラッチの滑りを調整するための手段とを備えている。
請求項(抜粋):
無段変速機(10)と組み合わせて使用されるクラッチを冷却するためのクラッチ冷却装置(12)であって、前記無段変速機は、各々が固定ベルト車(27、31)及び可動ベルト車(26、30)を有する可変直径の入力プーリ(24)及び可変直径の出力プーリ(28)と、前記プーリを接続しているベルト(33)と、前記入力プーリ(24)の有効直径を変えて連続的に変化する駆動比を与えかつ前記出力プーリ(28)の有効直径を変えてベルトの張力を保つように前記入力プーリの可動ベルト車(26)及び前記出力プーリの可動ベルト車(30)の軸方向移動を制御するための手段とを備えているクラッチ冷却装置において、第1の位置と第2の位置とを有する圧力で制御されるスプール弁であって、前記第1の位置で冷却流体をクラッチ冷却回路(116)に流し、前記第2の位置で冷却流体を変速機冷却回路に流し、前記スプール弁の位置が前記スプール弁(131)の遠い端部(145)に加えられる圧力の大きさで決定されるスプール弁と、前記圧力で制御されるスプール弁(131)の前記遠い端部(145)を圧力源に接続する導管(132)と、前記導管(132)から伸びているポート(138)と、前記ポート(138)を通る流れを制御するように前記ポートに隣接するソレノイド弁(134)と、前記圧力源と前記ポート(138)との間に配置された前記導管(132)内の制限オリフィス(133)と、を備え、前記ソレノイド弁(134)が前記ソレノイド弁(134)の附勢によって前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記スプール弁(131)の調整が可能であり、前記ソレノイド弁(134)の附勢により前記スプール弁(131)の遠い端部(145)に加えられる圧力を有効に調整するクラッチ冷却装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-249660
  • 特開平3-172665
  • 特開昭55-078867
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