特許
J-GLOBAL ID:200903066672298128

移床式生物膜ろ過装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-363034
公開番号(公開出願番号):特開平11-156384
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 浮上ろ材を使用し下向流による移床式生物膜ろ過装置において、硝化した処理水を同一ろ過槽内において、原水と混合し供給して脱窒効果を上げることと、処理水の楯環によるろ過水量が増加して運転に支障を来さぬようにすること。【解決手段】 下向流移床式生物膜ろ過装置において、下部の処理水ろ過の後に処理水槽31、ろ材分離槽32に分けて、分離槽内に仕切り板を設け混合槽27とし、原水を流入し処理水と混合、原水ポンプにて上部に移送し流入する。さらに、空気室より一次処理水を取水し、ろ材移送水ポンプに連結し移送ラインに送る。
請求項(抜粋):
ろ過槽に、比重が1より小さい浮上ろ材を挿入し、浮上ろ材が形成するろ層(3)の中間下部に散気管(22)を設け、上部に原水流入管(6)を備えて、原水を流入して下向流で空気と接触しつつ酸化処理を行い、処理水は散気管(22)下部のろ層(3)にてろ過されて清浄な処理水となり下部処理水槽(31)に至り、空気は上部錐体部スクリーン(19)にて分離し、調圧管(15)を経て放出し、ろ材はろ過槽上部に浮力により上昇してろ材貯留槽(12)に流入し、ろ材移送水ポンプ(7)によりろ過槽下部に移送し、ろ材をろ層に戻して再生使用する生物膜ろ過装置において、下部処理水槽を2分割し、一方は処理水槽(31)として、流出口と処理水管(23)を連結して移送し、他方はろ材分離槽(32)とし、分離槽の下部に仕切板(25、26)、原水管(24)を設けて混合部(27)とし、原水を流入してろ材分離槽(32)側より流入する処理水、ろ材移送水と混合し、混合液を引抜き管(33)、原水ポンプ(30)、上部原水流入管(6)にて連結してろ過槽に流入させ、有機汚水を酸化処理し、同時に窒素を除去することを特長とする生物膜ろ過装置。

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