特許
J-GLOBAL ID:200903066672339100
ポジトロンイメージング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-185939
公開番号(公開出願番号):特開平9-033658
出願日: 1995年07月21日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【目的】 視野領域を広くとることができ、かつ、視野領域内の検出感度分布の均一性を向上できるTOFポジトロンプローブ型のポジトロンイメージング装置を提供する。【構成】 測定対象を挟んで対向して配される2つの検出器アレイそれぞれを構成するガンマ線検出器に関して、検出器アレイのそれぞれの端にあるガンマ線検出器とその隣のガンマ線検出器との受光面中心点間距離Lをガンマ線検出器の受光面の幅Wの2倍以下とし、検出器アレイの両端にあるガンマ線検出器を除く隣同士の2つのガンマ線検出器の受光面中心点間距離L’について、L<L’≦2Lなる条件を満たす配置とする。光子対を検出したガンマ線検出器、2光子検出時刻差、ガンマ線検出器の位置情報を基に、電子・陽電子対消滅発生位置を算出する。
請求項(抜粋):
一方向に配列された第1の数のガンマ線検出器からなり、測定対象における電子・陽電子対消滅に伴って発生する光子対の第1の光子が入射すると前記第1の光子を検出する第1の検出器アレイと、前記測定対象を挟んで前記第1の検出器アレイと対向して配され、前記一方向に配列された第2の数の前記ガンマ線検出器からなり、前記光子対の第2の光子が入射すると前記第2の光子を検出する第2の検出器アレイと、前記第1の検出器アレイから出力された信号と前記第2の検出器アレイから出力された信号とを入力して、電子・陽電子対消滅の発生位置を算出する信号処理手段とを備えるポジトロンイメージング装置であって、前記第1の検出器アレイの第1の端にある第1のガンマ線検出器の受光面中心点と、前記第1のガンマ線検出器の隣のガンマ線検出器の受光面中心点とは、前記ガンマ線検出器の前記一方向に関する受光面の幅の2倍以下である第1の距離を隔てて配され、前記第1の検出器アレイの第2の端にある第2のガンマ線検出器の受光面中心点と、前記第2のガンマ線検出器の隣のガンマ線検出器の受光面中心点とは、前記ガンマ線検出器の前記一方向に関する受光面の幅の2倍以下である第2の距離を隔てて配され、前記第2の検出器アレイの第1の端にある第3のガンマ線検出器の受光面中心点と、前記第3のガンマ線検出器の隣のガンマ線検出器の受光面中心点とは、前記ガンマ線検出器の前記一方向に関する受光面の幅の2倍以下である第3の距離を隔てて配され、前記第2の検出器アレイの第2の端にある第4のガンマ線検出器の受光面中心点と、前記第4のガンマ線検出器の隣のガンマ線検出器の受光面中心点とは、前記ガンマ線検出器の前記一方向に関する受光面の幅の2倍以下である第4の距離を隔てて配され、前記第1ないし前記第4のガンマ線検出器を除く任意の隣同士の2つのガンマ線検出器の受光面中心点間距離は、前記第1ないし前記第4の距離のうちの最大距離より大きく、且つ、前記第1ないし前記第4の距離のうちの最小距離の2倍以下であることを特徴とするポジトロンイメージング装置。
前のページに戻る