特許
J-GLOBAL ID:200903066676771367

多重伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137268
公開番号(公開出願番号):特開平5-336070
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、伝送ケーブルを介して接続された多重送信機と多重受信機の間でSSMA方式によりデータ伝送を行う多重伝送装置に関し、伝送信号の数が増加した場合でも、複数のアナログ信号を時間的にずれることなく送信側から受信側に伝送可能にすると共に、小型軽量化を図ることを目的とする。【構成】 多重送信機1においてデータ信号D1〜D11を各チャンネルに対応したPN符号毎にスペクトル拡散(変調)し、拡散された全チャンネルのデータ信号を多重化した後、送信側と受信側とで共通に使用するための変復調用の単一周波数の基準信号SSと共に併せて(複合信号DSS)、伝送ケーブル2を介して多重受信機3へ伝送し、多重受信機3において上記PN符号の周波数と位相を同期させながら各チャンネル毎に同一のPN符号で逆拡散(復調)し、上記データ信号を再生するように構成する。
請求項(抜粋):
伝送ケーブル(2)を介して接続された多重送信機(1)と多重受信機(3)の間でスペクトル拡散多重アクセス方式によりデータ伝送を行う多重伝送装置であって、前記多重送信機は、伝送すべき複数のアナログのデータ信号(D1〜D11)を各チャンネル毎に出力すると共に、同期捕捉用の単一周波数の基準信号(CH0)を発生するインタフェース手段(4)と、前記複数のデータ信号および同期捕捉用の基準信号をそれぞれ変調するためのPN符号(PN0〜PN11)と変復調用の単一周波数の基準信号(SS)を発生する第1の符号発生手段(5)と、前記インタフェース手段から出力されたデータ信号および同期捕捉用の基準信号を前記PN符号で変調して全データを多重化すると共に、該多重化したデータ信号に前記変復調用の基準信号を加算して複合信号(DSS)として出力する信号変調手段(6)とを具備し、前記多重受信機は、前記伝送ケーブルを介して前記多重送信機から伝送された複合信号から多重化データ信号(DS)と変復調用の基準信号(SS)を分離する手段(7)と、該分離された変復調用の基準信号から各チャンネル毎に対応したPN符号(PN0〜PN11)を発生すると共に、該PN符号の位相を同期指令制御信号(SC)に応答して1ビットずつスライドさせ遅延させる第2の符号発生手段(8)と、前記分離された多重化データ信号を複数の信号に分配すると共に前記第2の符号発生手段からのPN符号で復調する信号復調手段(9)と、該復調された信号から前記複数のアナログのデータ信号(D1〜D11)を再生し出力すると共に、前記同期捕捉用の基準信号(CH0)の有無を判定して前記同期指令制御信号(SC)を出力する手段(10)とを具備することを特徴とする多重伝送装置。

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