特許
J-GLOBAL ID:200903066701898350

無線通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-161311
公開番号(公開出願番号):特開平5-014312
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】パイロットキャリア抽入法を用いたディジタル多重無線通信システムに混入するFM干渉波を除去する無線通信方法を提供することを目的とする。【構成】送信側変調器1でPN符号(擬似ランダム符号)を送信パイロットキャリア信号103と乗算し、拡散変調した上で、変調生成されたディジタル信号101と合成して送信する。復調器2においては送信側より送られて来た拡散された送信パイロットキャリア信号103と、受信側で再生したPN符号を乗算し、拡散された送信パイロットキャリア信号103の逆拡散を行い、送信パイロットキャリア信号103を取り出すとともに、FM干渉波を広帯域に拡散させるよう構成する。
請求項(抜粋):
送信側に入力するディジタル信号(101)を用いて送信パイロットキャリア信号(103)を変調して変調信号を生成する変調器(1)を設け、また、受信側に内部で発生した受信パイロットキャリア信号(205)を用いて受信信号から前記ディジタル信号(101)を取り出す復調器(2)を設け、送信側と受信側とでディジタル信号の伝送を行う無線通信方法において、送信側にPN符号を発生するPN符号発生手段(104)と乗算手段(105)と合成手段(106)とを設け、前記乗算手段(105)と前記合成手段(106)は発生するPN符号で前記送信パイロット信号(103)を乗算拡散変調した後、変調手段(102)で変調生成されたディジタル信号(101)と合成して送信し、受信側では内部で発生したPN符号と受信信号を用いて、送信側で発生したPN符号に同期させるPN符号同期手段(204)と、逆拡散手段(203)とを設け、前記逆拡散手段(203)は受信信号を受信パイロットキャリア信号(205)を用いて、周波数変換した後、前記PN符号同期手段(204)の出力で逆拡散して、送信パイロットキャリア信号(103)と受信パイロットキャリア信号(205)との位相差に対応する位相差信号を取り出すが、取り出した位相差信号を利用して、受信パイロット信号(205)を送信パイロット信号(103)に同期させるようにしたことを特徴とする無線通信方法。

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