特許
J-GLOBAL ID:200903066708706171

エンジン制御装置及びエンジン制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-006962
公開番号(公開出願番号):特開平7-208257
出願日: 1994年01月26日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 エンジン制御装置及び方法に関し、書換え可能な不揮発性メモリに格納されている制御データをエンジン回転中に適宜書換えることを目的とする。【構成】 エンジン制御装置6が、エンジン回転状態判別手段1と、エンジン制御データを格納する不揮発性且つ書込可能な第1メモリ2と、第1メモリ内の少なくとも一部の制御データを記憶する第2メモリ3と、第1メモリにおける所定領域の制御データの書換えを要求する手段4と、上記各手段を制御する制御手段5とを設ける。この制御手段5は、エンジン回転中の制御データ書換要求時に第1メモリの所定領域の制御データを第2メモリに転送する機能と、第2メモリへの転送後に上記所定領域へ新制御データを書込む機能と、この書込中にエンジン制御を第2メモリに転写された制御データで実行させる機能と、書込完了時にエンジン制御を第1メモリの新制御データにより実行させる機能とを備えている。
請求項(抜粋):
エンジン回転状態判別手段(1)と、エンジン制御データを格納しておく不揮発性でかつ書込み読出可能な第1のメモリ手段(2)と、少なくとも前記第1のメモリ手段に格納されているエンジン制御データの一部を記憶する第2のメモリ手段(3)と、前記第1のメモリ手段の所定領域に格納されているエンジン制御データを別のエンジン制御データに書き換える事を要求する信号を出力するエンジン制御データ書換要求手段(4)と、上記各手段の動作を個別的に制御する制御手段(5)とを備えて構成されたエンジン制御装置(6)であって、前記制御手段(5)は、エンジンの回転状態を前記エンジン回転状態判別手段(1)より判別し、エンジン制御データ書換要求手段(4)からの出力に応答して、前記第1のメモリ手段(2)に於ける所定領域に予め格納されているエンジン制御データを前記第2のメモリ手段(3)に転送する機能と、前記転送後の前記第1のメモリの所定領域に新たなエンジン制御データを書き込む機能と、前記した新たなエンジン制御データを書き込む機能が作動中に、エンジンの制御を前記第2のメモリ手段(3)に転送されたエンジン制御データにより実行させる機能と、前記書き込む機能の作動が終了した後、エンジンの制御を前記第1のメモリ手段(2)に書換えられたエンジン制御データにより実行させる機能とを有していることを特徴とするエンジン制御装置。

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