特許
J-GLOBAL ID:200903066709795267

長繊維ガラス強化熱可塑性樹脂複合基材並びにその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-143300
公開番号(公開出願番号):特開平11-333838
出願日: 1998年05月25日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【目的】 ガラス含有率が高いにもかかわらず、射出成形時のガラス繊維の分散性が良好で、残存繊維長が長くなり、十分な補強効果が得られるようにした長繊維ガラス強化熱可塑性樹脂複合基材並びにその製造方法を提供する。【構成】 複数本のガラスモノフィラメントをスプリットを施すことなく集束して得られた1本のガラス繊維ストランドに、溶融含浸法により熱可塑性樹脂を含浸させた後、この1本のガラス繊維ストランドを一つのノズルから引き抜いて、A)平均径が1.0mm以下、B)ガラス含有率が60〜80vol%、C)熱可塑性樹脂の含浸率が95%以上、D)屈曲させたときの挫屈限界を曲率で表わしたときに、曲率R≦30D×V(D=平均径、V=ガラス含有率:vol%/100、R及びDの単位はmm)であるユニット線材を形成し、このユニット線材を複数本引き揃えて、最終的な平均径が1〜5mmとなるように熱融着し、長さ3〜100mmにカットして、複合基材を得る。
請求項(抜粋):
複数本のガラスモノフィラメントをスプリットを施すことなく集束してなる1本のガラス繊維ストランドに、熱可塑性樹脂を含浸させて一つのノズルから引き抜いて形成したユニット線材であって、A)平均径が1.0mm以下であり、B)ガラス含有率が60〜80vol%であり、C)前記熱可塑性樹脂の含浸率が95%以上であり、D)屈曲させたときの挫屈限界を曲率で表わしたときに、曲率R≦30D×V(D=平均径、V=ガラス含有率:vol%/100、R及びDの単位はmm)であるものを、複数本引き揃えて熱融着させてからカットして得られたものであり、カットした後の長さが3〜100mmで、かつ平均径が1〜5mmであることを特徴とする長繊維ガラス強化熱可塑性樹脂複合基材。
IPC (7件):
B29B 9/14 ,  B29B 11/16 ,  B29B 15/08 ,  B29C 70/10 ,  C08J 5/04 ,  B29K105:10 ,  B29K309:12
FI (5件):
B29B 9/14 ,  B29B 11/16 ,  B29B 15/08 ,  C08J 5/04 ,  B29C 67/14 X

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