特許
J-GLOBAL ID:200903066713751100

整形外科の副木用の多軸ヒンジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-155927
公開番号(公開出願番号):特開平8-038534
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 軸負荷を分散し、屈伸の広い調整範囲を持つ副木用多軸ヒンジの提供。【構成】整形外科用多軸ヒンジ10は、連動式の基端部を有する一対の剛な支持アーム12,14と一対のピボットピン22,24とヒンジ板18,20を備える。支持アーム12,14は、基端部がピボットピン22,24でヒンジ板18,20に連結され、調整可能な伸張位置と屈曲位置との間で旋回できる。ヒンジ板18,20は、伸張規制ピン28と屈曲規制ピン28を収容するための調節穴を有して、アーム12,14が最大伸張位置および最大屈曲位置を越えて旋回するのを阻止する。規制ピン28は、エラストマーのつなぎ片34によってヒンジ組み立て品16に固定され、アームの運動範囲を調整するように調整穴に挿入できる。フリップトップのキャップ50は、規制ピン28を覆って、ピンが選択された穴以外に間違って挿入されるのを防止する
請求項(抜粋):
ヒンジ板と、一対の支持アームと、この支持アームを間隔を隔てた平行な軸を介して上記ヒンジ板に旋回可能に連結する一対のピボットピンとを有する整形外科の副木用の多軸ヒンジにおいて、上記ヒンジ板に上記ピボットピンの一つの回りに角度間隔を隔てて設けられた伸張規制穴の第一の組と、上記ヒンジ板に上記ピボットピンのもう一つの回りに角度間隔を隔てて設けられた伸張規制穴の第二の組と、上記ヒンジ板に上記ピボットピンの一つの回りに角度間隔を隔てて設けられた屈曲規制穴の第一の組と、上記ヒンジ板に上記ピボットピンのもう一つの回りに角度間隔を隔てて設けられた屈曲規制穴の第二の組と、上記伸長規制穴の第一の組の伸長規制穴に選択的に挿入可能で、個々にかつ独立して調整可能な第一の分離した伸張規制ピンと、上記伸張規制穴の第二の組の伸張規制穴に選択的に挿入可能で、個々にかつ独立して調整可能な第二の分離した伸張規制ピンとを備え、上記両伸張規制ピンは、上記アームの伸張方向への旋回運動を規制するとともに、上記屈曲規制穴の第一の組の屈曲規制穴に選択的に挿入可能で、個々にかつ独立して調整可能な第一の分離した屈曲規制ピンと、上記屈曲規制穴の第二の組の屈曲規制穴に選択的に挿入可能で、個々にかつ独立して調整可能な第二の分離した屈曲規制ピンとをさらに備え、上記両屈曲規制ピンは、上記アームの屈曲方向への旋回運動を規制するとともに、上記ピボットピンの一つに旋回可能に取り付けられた第一の一対の柔軟な規制ピン用のつなぎ片であって、一つのつなぎ片は上記ピボットピンの一つから上記伸張規制穴の第一の組に伸びると共に上記第一の伸張規制ピンを保持し、もう一つのつなぎ片は上記ピボットピンの一つから上記屈曲規制穴の第一の組に伸びると共に上記第一の屈曲規制ピンを保持するようになっている第一の一対のつなぎ片と、上記ピボットピンのもう一つに旋回可能に取り付けられた第二の一対の柔軟な規制ピン用のつなぎ片であって、一つのつなぎ片は上記ピボットピンのもう一つから上記伸張規制穴の第二の組に伸びると共に上記第二の伸張規制ピンを保持し、もう一つのつなぎ片は上記ピボットピンのもう一つから上記屈曲規制穴の第二の組に伸びると共に上記第二の屈曲規制ピンを保持するようになっている第二の一対のつなぎ片をさらに備え、上記両つなぎ片は、各規制ピンが上記規制穴の各組の穴に挿入されるために各ピボットピンの回りに旋回できて個々かつ独立に調整できるとともに、各規制ピンが紛失あるいは入れ間違いの無いように各つなぎ片によって各ピボットピンと連繋して常時保持されるように上記規制ピンを保持するようになっていることを特徴とする整形外科の副木用の多軸ヒンジ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-238857
  • 特開昭57-160453
  • 特開平1-238857
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