特許
J-GLOBAL ID:200903066721163780

鉄鋼材の熱間圧延設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047936
公開番号(公開出願番号):特開平6-262221
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】水溶性油をクーラントとして用いて設備の保守性の改善と性能の向上を図った鉄鋼材の熱間圧延設備において、大量のクーラントをブローアウトしなくともクーラントの塩素濃度を一定以下とすることができ、かつブローアウトするクーラントの油分を環境基準を満たすように処理することができるようにする。【構成】仕上ミル2A、ヘッダー3、スケールピット5、沈澱池6、フィルター7、冷却塔8、油供給装置10、クーラントインジェクター13を備えた鉄鋼材の熱間仕上圧延設備において、クーラントの補給水として使用される塩素濃度の低い純水を製造するイオン交換純水装置11、クーラント全体の塩素濃度を一定以下に保つ目的でブローアウトされるクーラントを浄化処理する1次水処理設備15及び2次水処理設備16を備える。
請求項(抜粋):
被圧延材を熱間圧延するロールと、前記ロールにクーラントを供給して前記ロールを冷却するクーラント供給手段、ロール冷却後の前記クーラントを回収するスケールピット、回収したクーラント中のスケールを沈殿分離させクーラント中の劣化油分を浮上分離させる沈殿池、細かい不純物を濾過するフィルター、ロール冷却後に昇温した前記クーラントを冷却する冷却塔、及び前記クーラントを循環させるポンプを有するクーラント循環システムと、水溶性油を供給する油供給装置と、前記水溶性油と水とを混合してエマルジョンとし前記クーラント循環システムに供給する混合手段とを備える鉄鋼材の熱間圧延設備において、純水を製造する純水装置と、前記純水を前記混合手段に供給する水供給手段と、前記クーラント循環システムより前記クーラントの一部をブローアウトするブローアウト手段とを備えることを特徴とする鉄鋼材の熱間圧延設備。
IPC (4件):
B21B 27/10 ,  B01D 17/04 ,  B01F 3/08 ,  C02F 9/00 CCL

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