特許
J-GLOBAL ID:200903066725488056

表面塗装の前処理液循環装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-037735
公開番号(公開出願番号):特開平6-248478
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】前処理液の使用済液を貯溜タンクに溜めて循環再利用して大量の洗浄水を使用しないで閉鎖型循環経路を形成する。【構成】洗浄部と脱脂槽とを上下二段に配設し、この境界部に開閉自在の開閉シャッタを設けて両室を分割し、この開閉シャッタの傾斜下流側に排液樋を設けた脱脂工程と、同一構成の洗浄部と表面調整槽とを上下二段に配置し、この境界に開閉自在の開閉シャッタを設け、この開閉シャッタの傾斜下流側に排液樋を設けた表面調整工程とを有し、脱脂槽からの脱脂液を再生濾過機で再生し、再生脱脂液を脱脂槽へ還元し、他方再生純水を表面調整槽に供給せしめ、第1の貯溜タンクの貯溜水を脱脂工程の洗浄部、排液樋とに循環させるとともに第2の貯溜タンクの貯溜水を表面調整槽の洗浄部、排液樋とに循環させ、表面調整槽のオーバーフロー液を第2の貯溜タンクに供給するとともに第2の貯溜タンクと第1の貯溜タンクとを連結して洗浄水を再利用する。
請求項(抜粋):
搬送リフトによって搬送される被塗装体を脱脂槽,表面調整槽などの前処理槽と複数の電解槽などに順次浸漬して表面塗装を行う表面塗装工程で、洗浄水を噴出させて塗装面を洗浄する第1の洗浄部と脱脂源液を含有する脱脂槽とを上下二段に配設し、この上部の洗浄部と下部の脱脂槽との間に片側に傾斜して設けた開閉自在の開閉シャッタを備え、この開閉シャッタの傾斜下流側に第1の排液樋を設けてなる脱脂工程と、塗装面を洗浄する第2の洗浄部と塗装前の表面を加工処理する表面調整槽とを上下二段に配設し、この第2の洗浄部と表面調整槽との中間に片側を傾斜した開閉自在の開閉シャッタを備え、この開閉シャッタの傾斜下流側に第2の排液樋を設けてなる表面調整工程とを有する表面塗装の前処理工程において、再生濾過装置を中間に配置した配管と前記脱脂槽との間に脱脂液を循環させる循環経路と、この再生濾過装置において脱脂液を除去分離した再生純水を前記表面調整槽に補給する経路と、前記脱脂工程の第1の洗浄部の洗浄水を第1の排液樋を経由して洗浄排液を第1の貯溜タンクに貯え、この第1の貯溜タンクの排液の一部を第1の洗浄部に還流して洗浄水を循環する循環経路と、この第1の貯溜タンクの一部を前記脱脂槽の希釈脱脂液として供給する循環経路と、前記表面調整工程の第2の排液樋からの排液を第2の貯溜タンクに回収するとともに表面調整槽のオーバーフロー液を第2の貯溜タンクに回収し、この回収排液を前記表面調整工程の洗浄部の洗浄水として循環する循環経路と、前記第2の貯溜タンクの貯溜水を前記第1の貯溜タンクへ供給する供給路とからなることを特徴とする表面塗装の前処理液循環装置。
IPC (3件):
C23G 3/00 ,  B05C 9/10 ,  C25D 13/20

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