特許
J-GLOBAL ID:200903066726406339
配電系統における電圧制御機器の最適整定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-232872
公開番号(公開出願番号):特開2002-051466
出願日: 2000年08月01日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】 最適整定値候補となる整定値の組み合わせ数を削減して計算量を削減する。整定刻みを調整し、列挙法による最適整定値の探索過程を2段階に分けて探索効率を高める。【解決手段】 SVR,LDC等の各電圧制御機器の制御対象範囲等を考慮し、インピーダンス整定範囲、電圧基準値整定範囲を限定する。限定された各整定範囲に対し、整定刻みを粗く調整した整定値を用いて列挙法を実行し、最適整定値を含む整定範囲をある程度絞り込む。絞り込んだ各整定値範囲に対し、最も細かい整定刻みを用いて再度、列挙法を実行し、最適整定値集合を求める。この最適整定値集合のほぼ中心に位置する最適整定値を選択する。
請求項(抜粋):
分散電源を有する配電系統において、電源容量、負荷容量、線路データ、変圧器データ、分散電源データ、負荷状態データ等の系統条件が与えられた時に、前記配電系統に設置された電圧制御機器の最適なインピーダンス及び電圧基準値並びに不感帯を整定する電圧制御機器の最適整定方法において、電圧制御機器の制御対象範囲の線路インピーダンスをインピーダンス整定範囲として限定するステップと、系統運用上の電圧上下限制約及び線路電流上限制約を制約条件として、系統電圧と系統電圧規定値との偏差を最小化し、かつ、有効電力損失を最小化する目的関数を充足するような電圧制御機器の最適タップ位置をリアクティブ・タブー・サーチにより求め、この最適タップ位置に基づく電圧プロフィールから電圧制御機器の制御対象範囲における系統電圧上下限値を求め、この系統電圧上下限値により決定される範囲を電圧基準値整定範囲として限定するステップと、前記インピーダンス整定範囲及び電圧基準値整定範囲を考慮した電圧制御機器の各整定範囲に対し、整定刻みを粗く調整した整定値を用いて列挙法を実行することにより最適整定値を含む各整定範囲をある程度絞り込むステップと、絞り込まれた各整定範囲に対し、最小の整定刻みを用いて列挙法を再度、実行することにより前記目的関数を充足する複数の整定値の集合としての最適整定値集合を求めるステップと、前記最適整定値集合の中から所定の評価関数を充足する整定値を最終的な最適整定値として選択するステップと、を有することを特徴とする、配電系統における電圧制御機器の最適整定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (3件):
5G066AA03
, 5G066DA01
, 5G066DA10
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