特許
J-GLOBAL ID:200903066727011370

ピペッティング方法、ピペッティング装置、および記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 稔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-140758
公開番号(公開出願番号):特開平10-090281
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 処理能力を低下させることなく、被搬送液体の吸引前にその粘度を判断できるピペッティング方法、およびそのピペッティング方法を採用したピペッティング装置、ならびにそのピペッティング装置を動作させるためのプログラムを格納した記憶媒体を提供する。【解決手段】 ノズルに連通して被搬送液体をノズルの開口から吸引および吐出させるポンプと、ポンプとノズルの開口との間の空気流路の圧力を検出する圧力検出手段とを有するピペッティング装置を用いて、付着試料除去工程における空気の吐出時に(S8)、ポンプとノズルの開口との間の空気流路の圧力変化を圧力検出手段からの出力信号に基づいて検出し(S9)、その圧力変化に基づいて被搬送液体の粘度を判断する(S10,S17)。
請求項(抜粋):
ノズルに連通して被搬送液体を前記ノズルの開口から吸引および吐出させるポンプと、前記ポンプと前記ノズルの開口との間の空気流路の圧力を検出する圧力検出手段とを有するピペッティング装置を用いて、前記ノズルの開口から空気を吸引または吐出しながら前記ノズルの開口と前記被搬送液体の液面との距離を短縮していき、前記ノズルの開口が前記被搬送液体の液面に接することによる前記ポンプと前記ノズルの開口との間の空気流路の圧力変化を前記圧力検出手段からの出力信号に基づいて検出することによって前記被搬送液体の液面検出を行う液面検出工程と、前記ノズルの開口から所定量の前記被搬送液体を吸引する吸引工程と、前記液面検出工程の後でかつ前記吸引工程の前に、前記ノズルの開口を前記被搬送液体の液面から離間させ、前記ノズルの開口から空気を吐出することにより前記ノズルの開口付近に付着した被搬送液体を吹き飛ばす付着試料除去工程とを含む工程を実行するピペッティング方法であって、前記付着試料除去工程において、前記ポンプと前記ノズルの開口との間の空気流路の圧力変化を前記圧力検出手段からの出力信号に基づいて検出し、その圧力変化に基づいて前記被搬送液体の粘度を判断することを特徴とする、ピペッティング方法。
IPC (2件):
G01N 35/10 ,  G01F 11/28
FI (2件):
G01N 35/06 D ,  G01F 11/28 A

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