特許
J-GLOBAL ID:200903066731114540

分子ふるい上で炭化水素異性体混合物を気相分離する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-198721
公開番号(公開出願番号):特開2002-097163
出願日: 2001年06月29日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】 分子ふるい上で炭化水素異性体混合物を気相分離する方法の提供。【解決手段】 分子ふるい上で炭化水素異性体混合物を気相分離する方法であって、(a) 分子ふるいに対する高選択性を有する異性体部分を吸着する第1吸着カラムに、異性体混合物を供給するステップと、(b) 第1吸着カラムからの流出液を、第2吸着カラムに供給し、分子ふるいに対する低選択性を有する異性体と脱着剤とを含む流れを排出するステップと、(c) 脱着カラムに脱着剤を供給し、高選択性異性体と脱着剤とを含む流れを排出するステップと、(d) 第2吸着カラムからの流れを、脱着剤回収用蒸留ユニットに供給するステップと、(e) 脱着カラムからの流れを、別の脱着剤回収用蒸留ユニットに供給するステップとを含んでなり、ステップ(a)、(b)および(c)が、3つの段階と、分子ふるい固定床を有する3の倍数の数のカラムとを使って実施され、その結果、これらのカラムが、段階ごとに、第2吸着カラムから第1吸着カラムへ、脱着カラムへと選択的に順次変化することを特徴とする方法。
請求項(抜粋):
(a) 分子ふるいに対して高い選択性を有する異性体部分を吸着する第1吸着カラム機能を有する1本または複数本のカラムに、炭化水素異性体混合物を供給するステップと、(b) 第1吸着カラムからの流出液を、分子ふるいに対して高い選択性を有する残りの異性体部分を吸着する第2吸着カラム機能を有する1本または複数本のカラムに供給し、そこから、分子ふるいに対して低い選択性を有する異性体とすでにカラム中に存在する脱着剤とを含む流れを排出するステップと、(c) 脱着カラム機能を有する1本または複数本のカラムに脱着剤を供給し、そこから、分子ふるいに対して高い選択性を有する異性体と脱着剤そのものとを含む流れを排出するステップと、(d) 第2吸着カラム機能を有するカラムから流出する、分子ふるいに対して低い選択性を有する異性体と脱着剤とを含む流れを、脱着機能を有する1本または複数本のカラムに再循環される脱着剤を回収するための蒸留ユニットに供給するステップと、(e) 脱着カラム機能を有するカラムから流出する、分子ふるいに対して高い選択性を有する異性体と脱着剤とを含む流れを、脱着機能を有する1本または複数本のカラムに再循環される脱着剤を回収するための別の蒸留ユニットに供給するステップとを含んでなり、ステップ(a)、(b)および(c)が、3つの段階と、分子ふるい固定床を有する3または3の倍数の数のカラムとを使って実施され、その結果、これらのカラムが、段階ごとに、第2吸着カラム機能から第1吸着カラム機能へ、脱着カラム機能へと選択的に順次変化することを特徴とする、分子ふるい上で炭化水素異性体混合物を気相分離する方法。
IPC (8件):
C07C 7/13 ,  C07C 9/14 ,  C07C 15/04 ,  C07C 15/06 ,  C07C 15/073 ,  C07C 15/08 ,  C10G 25/03 ,  C10G 53/08
FI (8件):
C07C 7/13 ,  C07C 9/14 ,  C07C 15/04 ,  C07C 15/06 ,  C07C 15/073 ,  C07C 15/08 ,  C10G 25/03 ,  C10G 53/08
Fターム (8件):
4H006AA02 ,  4H006AD17 ,  4H006BC51 ,  4H006BC52 ,  4H006BD35 ,  4H006BD53 ,  4H029DA01 ,  4H029DA06

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