特許
J-GLOBAL ID:200903066738331083

燃料電池プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-086739
公開番号(公開出願番号):特開平11-278806
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池の動作温度が低くても水蒸気改質に不可欠な水蒸気を確実に確保してメタノールを原燃料とすることができ、しかもコンパクトで低コスト化を図った燃料電池プラントを提供する。【解決手段】 本発明の燃料電池プラントではメタノール水溶液を原燃料とし、このメタノール水溶液におけるメタノールと水との混合比を1:1.5〜1:2.0としている。また、燃料電池本体15の水素極16を通過した排燃料と燃料電池本体15の酸素極17を通過した排空気とを取入れて燃焼ガスを生成するバーナ18を備えており、このバーナ18からの燃焼ガスを改質器13に取込んでメタノール水溶液の水蒸気改質を行うようになっている。
請求項(抜粋):
空気が供給される酸素極及び燃料ガスが供給される水素極を有し前記空気と前記燃料ガスとの電気化学反応によって電気エネルギー及び熱エネルギーを生成する燃料電池本体と、原燃料と水蒸気とを取入れて改質ガスを生成する改質器と、前記改質ガスを取入れ該改質ガス中のCO濃度を低下させて前記燃料ガスを生成しこれを前記水素極に供給するCO変成器と、前記酸素極に空気を供給する空気ブロワと、前記燃料電池本体に冷却水を供給する電池冷却水ポンプとを備えた燃料電池プラントにおいて、メタノール水溶液を前記原燃料とし、当該メタノール水溶液を蒸発させてメタノール蒸気を生成する蒸発部と、前記メタノール蒸気を過熱状態にして過熱メタノール蒸気を生成する過熱部とを設け、前記改質器に前記過熱メタノール蒸気から前記改質ガスを生成する改質反応部を配設し、前記水素極を通過した排燃料と前記酸素極を通過した排空気とを取入れて燃焼ガスを生成しこれを前記蒸発部、前記過熱部及び前記改質反応部に供給するバーナを備えたことを特徴とする燃料電池プラント。
IPC (3件):
C01B 3/38 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/06
FI (3件):
C01B 3/38 ,  H01M 8/04 N ,  H01M 8/06 G

前のページに戻る