特許
J-GLOBAL ID:200903066738507335
内燃機関の動弁装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-069150
公開番号(公開出願番号):特開平5-231116
出願日: 1992年02月18日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 シリンダヘッド全体の小型化を図りつつバルブタイミングの調節範囲を十分に確保できると共にバルブタイミングを連続的に変化させることができ、多気筒内燃機関への適用を容易にし、且つ駆動力を軽減した内燃機関の動弁装置の提供。【構成】 カムシャフト14のカム14bのカム面とロッカアーム19のスリッパ面19bとの間に配置されてカムリフトをロッカアームに伝達する部材で、カムシャフトの回転中心を中心とする揺動時にカム面との接点、スリッパ面との接点及びカムシャフトの回転中心が常に略一直線上に位置するような形状を有する伝達部材30と、この伝達部材をカムシャフトの径方向にのみ変位可能に保持するガイド溝40a部を有し、カムシャフトに揺動自在に支持されたガイドブリッジ40と、ガイドブリッジを内燃機関の運転状態に応じて揺動させる駆動機構50とを有するバルブタイミング可変機構60が設けられている。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドの上部に配設されたカムシャフトと、カムシャフトのカムに当接して支点まわりに揺動するロッカアームとを夫々有する吸気弁用動弁機構及び排気弁用動弁機構を備えた内燃機関の動弁装置において、少なくとも前記両動弁機構のいずれか一方に、前記カムのカム面と前記ロッカアームのスリッパ面との間に配置されてカムリフトをロッカアームに伝達する部材で、前記カムシャフトの回転中心を中心とする揺動時に少なくともリフト開始時点における前記カム面との接点、前記スリッパ面との接点及びカムシャフトの回転中心が常に略一直線上に位置するような形状を有する伝達部材と、この伝達部材をカムシャフトの径方向にのみ変位可能に保持するガイド部を有し、カムシャフトに揺動自在に支持された揺動部材と、この揺動部材を内燃機関の運転状態に応じて揺動させる駆動機構とを有するバルブタイミング可変機構が設けられていることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平3-217603
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特開昭58-195049
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特開昭51-151414
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