特許

J-GLOBAL ID：200903066739193580

延性の優れた低降伏比型高強度鋼板およびその製造方法

発明者： 土師 純治 ,  川崎 薫
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 松本 悦一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-119845
公開番号（公開出願番号）：特開2002-317249
出願日： 2001年04月18日
公開日（公表日）： 2002年10月31日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 自動車、産業用機械等に使用する高延性を有する高強度鋼板及びその製造方法に関わり、特に、引張強度と全伸びの積が、23000MPa%以上で降伏比が0.6以下である延性の優れた低降伏比型高強度鋼板およびその製造方法の提供。【解決手段】 質量%で、C :0.05〜0.30%、Si:0.5〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、P :0.05%以下、S :0.02%以下、Al:0.005〜1.0%、N :0.006%以下を含有し、かつ、C(%)、Si(%)、Mn(%)、Al(%)の関係が、16C+4(Si+Al)+Mn≧11.5かつ6C+{(Si+Al)/Mn}≧1.5を満たし、残部はFeおよび不可避的不純物から成り、組織中の体積率で、50%以上のフェライト、10%以上の残留オーステナイト、5%以下のマルテンサイト、残部が主としてベイナイトとする。

請求項（抜粋）：

組織中の体積率で、50%以上のフェライト、10%以上の残留オーステナイト、5%以下のマルテンサイト、残部が主としてベイナイトからなり、引張時に降伏点以前で加工誘起変態を起こす残留オーステナイトを2%以上、降伏点以後に加工誘起変態を起こす残留オーステナイトを6%以上含み、引張強度と全伸びの積が23000MPa%以上で降伏比が0.6以下であることを特徴とする延性の優れた低降伏比型高強度鋼板。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58

FI (4件)：

C22C 38/00 301 U ,  C21D 9/46 F ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58

Fターム (41件)：

4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA36 ,  4K037EB05 ,  4K037EB07 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EB12 ,  4K037FC07 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FE03 ,  4K037FG00 ,  4K037FH01 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK02 ,  4K037FK03 ,  4K037FK08 ,  4K037FL01 ,  4K037FL02 ,  4K037FL05 ,  4K037FM02 ,  4K037JA06