特許
J-GLOBAL ID:200903066747503490

排気ガス中の成分測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-199058
公開番号(公開出願番号):特開平8-043275
出願日: 1994年08月01日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 エンジン等より排出される排気ガス中の粒子状物質の測定装置において、排気ガス流の分割器の分流通路の抵抗を低減することによりエンジン背圧を低減するとともに希釈ガス通路を主体とする測定装置各要素の設置に自由度を持たせ得るようにして、測定装置全体のコンパクト化及び設置コストの低減を実現する。【構成】 希釈ガス通路内に抽出管を経て排気ガスの一部を導き、希釈排気ガス中の成分を測定するように構成された排気ガスの成分測定装置において、排気ガス通路中の排気ガスの濃度と希釈ガス通路中の希釈排気ガスの濃度とを排気濃度検出手段により検出し、この検出信号に基づき抽出管内を流れる排気ガスの流量を制御する抽出ガス流量制御手段を設ける。
請求項(抜粋):
排気ガス通路中に設けられ多数の平行な排気ガスの分流通路が並設された分割器と、希釈用空気が導入される希釈ガス通路と、一端が前記分流通路のうちの所定数の出口に接続され他端が前記希釈ガス通路に開口される抽出管路とを備え、前記希釈ガス通路出口近傍の希釈排気ガスの一部をサンプリングして排気ガス中の粒子状物質を検知する排気ガス中の成分測定装置において、前記排気ガス通路中の排気ガスの濃度を検出する第1の排気濃度検出手段と、前記希釈ガス通路中の希釈排気ガスの濃度を検出する第2の排気ガス濃度検出手段と、前記各検出手段からの排気ガス濃度の検出信号が入力され、該濃度検出信号に基づき前記抽出管内を流れる排気ガスの流量を制御する抽出ガス流量制御手段とを備え、前記分割器の分流通路を、その断面形状が多角形状にして、且つ該多角形の各壁辺が隣接する他の通路と共通する壁辺で構成するか、又は隣接する他の通路の壁辺と間隙なく重合するように構成してなることを特徴とする排気ガスの成分測定装置。

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