特許
J-GLOBAL ID:200903066757374729

チェック弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-110328
公開番号(公開出願番号):特開平7-293743
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 弁体の微振動による異音の発生を簡便な構成で抑制する。【構成】 チェック弁18におけるチェック弁体70の厚肉片部78,薄肉片部80およびこれらの連設箇所88は、チェック弁シールリップ部50の環形状に対して偏心しているので、図中左右で連設箇所88とチェック弁シールリップ部50先端との距離Lは、図中左側(LLEFT)のほうが右側(LRIGHT )より長くなる。このため、ばね用ガイド部材72上面から離れている薄肉片部80を連設箇所88を支点位置として撓ませる荷重モーメントは、チェック弁シールリップ部50の環における所定範囲(図中左側)のほうが環の他の範囲(図中右側)より大きくなる。よって、チェック弁体70が開弁する際には、薄肉片部80は、連設箇所88とチェック弁シールリップ部50先端との距離Lが長い左側において他の箇所より先に押し下げられて常に最先に撓む。
請求項(抜粋):
ケース本体内に形成された流路に配置される弁体を有し、該弁体を挟んだ差圧に応じて前記流路を開閉するチェック弁であって、弁体が着座する環状の着座部を形成する弁体着座部材と、該環状の着座部に対向し可撓性を有する薄肉片部を備え、該薄肉片部が前記弁体着座部材の着座部に着座することで前記流路を閉鎖する弁体と、前記薄肉片部の外周縁が前記着座部から離間するような前記薄肉片部の撓みを許容して、前記弁体を支持する弁体支持部材と、前記弁体が前記着座部に着座する方向のばね力を前記弁体に付勢するばねとを有し、前記弁体が前記ばね力に勝る圧力を前記弁体着座部材側から受けた場合に、前記薄肉片部は、前記着座部の環の所定範囲において該環の他の範囲より先に前記着座部から離間して撓むようされていることを特徴とするチェック弁。
IPC (2件):
F16K 47/02 ,  F16K 17/26

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