特許
J-GLOBAL ID:200903066762082973

3次元コンピュータグラフィックスアニメーションにおいてモーションブラーを表現する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-187581
公開番号(公開出願番号):特開平7-093586
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 3次元CGアニメーションにおける移動物体の飛び移り現象を小さな計算負荷で防止する。【構成】 物体の重心を代表点として定義し、現フレームの物体1の代表点4と前フレームの物体2の代表点5とから、画面上における物体の移動ベクトル10を計算する。次に、物体1を構成するポリゴン頂点の位置を移動ベクトル10に基づき評価してそれらの中から半透明ポリゴン構成頂点7、7′を選定する。次に、前フレームにおいて選定されている半透明ポリゴン構成頂点8、8′と、これらの中点である補助頂点13と、半透明ポリゴン構成頂点7、7′とにより半透明ポリゴン11を作成し、これを所定の透明度で3次元CG空間内に配置する。そして、この半透明ポリゴン11を物体とともに画面上に表示する。半透明ポリゴン11は、フレームの進行にともなって透明度を増し、所定フレーム進行後には完全に透明になる。
請求項(抜粋):
ポリゴン表現を用いた3次元コンピュータグラフィックスアニメーションにおいて、描画すべき物体の代表点を定義し、現フレームと1つ前のフレームとの間での上記代表点の移動から、それらのフレームの間での上記物体の移動ベクトルを求め、上記物体を構成するポリゴン頂点のうち現フレームにおいて画面上に現れるポリゴン頂点を上記移動ベクトルに基づいて評価することにより、それらのポリゴン頂点から少なくとも1点を選定して半透明ポリゴン構成頂点とし、現フレームにおける上記半透明ポリゴン構成頂点と1つ前のフレームにおいて求められている半透明ポリゴン構成頂点とから半透明ポリゴンを作成して、これを3次元コンピュータグラフィックス空間内に配置し、上記半透明ポリゴンを所定の透明度でもって画面上に表示することを特徴とするモーションブラーの表現方法。
IPC (3件):
G06T 15/70 ,  G06F 3/153 320 ,  G06T 15/00
FI (2件):
G06F 15/62 340 K ,  G06F 15/72 450 A

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