特許
J-GLOBAL ID:200903066762352504

薄膜トランジスタ型液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-210974
公開番号(公開出願番号):特開平5-053136
出願日: 1991年08月22日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 TFT-LCDにおいて、階調反転及び異常な透過率低下をなくす。【構成】 対向電極は第1対向電極6と第2対向電極7により1画素上で2分割される。そして、第1対向電極6と第2対向電極7には、1フレーム周期で交流化された逆極性の電圧が印加される。このようにすると、液晶の透過率は第1対向電極,第2対向電極6,7と画素電極5で駆動される液晶の各々が示す透過率の平均値に対応する。したがって、どちらか一方が最小透過率を示す対向電圧であっても、他方はその電圧から外れるので、従来のような異常な低透過率の発生を抑えることができる。対向電極を1画素上で2分割せず、奇数列画素と偶数列画素とに分割してもよい。
請求項(抜粋):
複数のゲート電極と、該ゲート電極と交差する複数のドレイン電極と、その交差部に形成された薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタのソース電極に接続された画素電極とを有する薄膜トランジスタ基板と、液晶を挟んで該薄膜トランジスタ基板と対向する対向電極基板と、前記薄膜トランジスタ基板及び対向電極基板と液晶との間に形成された配向膜と、前記薄膜トランジスタ基板及び対向電極基板に対して液晶と反対側に設けた偏光板と、前記対向電極基板上の対向電極に対向電圧信号を印加する手段とを備えた薄膜トランジスタ型液晶表示装置において、(a)前記対向電極は、各々電気的に接続されておらず、かつ、前記ゲート電極又はドレイン電極と平行で、かつ、各々が各画素電極と対向するように1画素ピッチごとに形成されている第1対向電極及び第2対向電極からなり、(b)前記対向電圧信号を印加する手段は、前記第1対向電極と第2対向電極に対して1フレーム周期で交流化され、かつ、その極性が反対の電圧信号を印加し、(c)前記偏光板の偏光軸と前記配向膜のラビング方向がほぼ垂直か、ほぼ平行であることを特徴とする薄膜トランジスタ型液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/136 500 ,  G09F 9/30 338 ,  G09G 3/36
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-123427
  • 特開平2-216121
  • 特開平2-132419

前のページに戻る