特許
J-GLOBAL ID:200903066769888957

売掛債権に対応した融資回収のための入金処理システム及び入金処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 土生 哲也 ,  鮫島 正洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-190807
公開番号(公開出願番号):特開2006-085675
出願日: 2005年06月29日
公開日(公表日): 2006年03月30日
要約:
【課題】 売掛債権に対応した融資について、売掛債権のバリエーションに柔軟に対応しながら売掛債権にかかる回収資金からの融資の回収を確実にするとともに、売掛債権の消し込みを効率的に処理し、かつ融資の返済への充当を優先的に確保することができる入金処理システムを提供する。【解決手段】 金融機関は、借入人の有する売掛債権見合いで融資を実行する。売掛先からは回収用口座に売掛金が入金され、入金者や入金日をキーに売掛明細とマッチングして売掛債権を特定し、さらに当該売掛債権に対応する融資を特定し、入金された資金を特定された融資の返済に充当する。残金があれば、借入人の通常使用する口座に振替えられ、不足する場合は、通常使用する口座から不足分を引き落とす。マッチングした売掛明細の消し込みは、入金日と回収予定日との前後関係、対応する融資の有無により、優先順位が決定される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
借入者の有する売掛債権の回収用口座への入金金額及び入金日の少なくとも一つに関する情報を含む入金明細データを格納する入金明細格納手段と、 前記売掛債権の債権額及び回収予定日の少なくとも一つに関する情報を含む売掛明細データを格納する売掛明細格納手段と、 前記売掛債権に対応して実行された融資に関する情報について、前記売掛債権と対応付けられた明細番号を含む融資明細データを格納する融資明細格納手段と、 前記入金明細格納手段に格納された入金明細データについて、前記入金明細データに含まれる入金金額と前記売掛明細格納手段に格納された売掛明細データに含まれる債権額、又は前記入金明細データに含まれる入金日と前記売掛明細格納手段に格納された売掛明細データに含まれる回収予定日の少なくとも一つを照合して、前記入金明細データに対応する売掛明細データとして特定する売掛明細特定手段と、 前記売掛明細特定手段により特定された売掛明細データについて、前記入金明細データに含まれる入金金額の少なくとも一部である消込対象額を前記売掛明細データに含まれる債権額と対応付けることにより前記売掛債権が回収済であることを記録する消込処理を行い、前記消込処理を行った売掛債権にかかる売掛明細データを前記消込処理を反映して更新する売掛債権消込手段と、 前記売掛明細特定手段が二以上の売掛明細データを特定する場合に、前記売掛債権消込手段が消込処理を行う優先順位について、回収予定日が入金日より前の売掛明細データ、回収予定日が入金日と一致する売掛明細データ、回収予定日が入金日より後の売掛明細データ、の順に特定する消込順位特定手段と、 前記売掛明細格納手段に格納された売掛明細データについて、前記融資明細格納手段に格納された融資明細データを前記明細番号をキーに照合して、前記売掛明細データに対応する融資明細データを特定する融資明細特定手段と、 前記売掛債権消込手段が消込処理を行った売掛明細データについて、前記消込処理による売掛債権の消込金額の少なくとも一部を、前記融資明細特定手段により前記売掛明細データに対応すると特定された融資明細データに定められた約定返済に充当するために前記回収用口座の口座元帳から引き落とす引落処理を行う引落処理手段と、を備えていて、 前記売掛債権消込手段は、前記消込処理後に前記入金金額に残余が生じる場合は、前記消込順位特定手段が優先順位を次順位と特定する売掛明細データについて消込処理を行うこと を特徴とする売掛債権に対応した融資の回収に伴う入金処理を実行する入金処理システム。
IPC (1件):
G06Q 40/00
FI (2件):
G06F17/60 234A ,  G06F17/60 208
引用特許:
出願人引用 (4件)
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