特許
J-GLOBAL ID:200903066769971692

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-366671
公開番号(公開出願番号):特開2000-186513
出願日: 1998年12月24日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動時におけるベーンによる打音の発生及び始動不良を確実に防止しつつ、内燃機関の高速回転域において体積効率の向上を図ることができる弁開閉時期制御装置を提供すること。【解決手段】 第1ロータ20とハウジング30間に相対回転可能に介装される第2ロータ61にハウジング30の凹部32内に延在するように形成された突片62の中空部63内に、ベーン60を収容し、第2ロータ61がハウジング30に対して最遅角位置にあるときにロックピン90により第2ロータ61とハウジング30の相対位相を規制すると共に、ベーン60が中空部63内で最進角位置にあるときにラチェットピン80により第1ロータ20と第2ロータ61の相対位相を規制するようにして、この時の第1ロータ20とハウジング30の相対位相が内燃機関が始動可能な弁開閉時期にある時の相対位相になるようにした。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフト又はカムシャフトの一方と共に回転する第1回転部材と、該第1回転部材に所定範囲で相対回転可能に装着され前記クランクシャフト又は前記カムシャフトの他方と共に回転すると共に、内部に凹部を有する回転伝達部材と、内部に中空部を備え前記凹部の内周面にその外周面が摺接すると共にその周方向端面に貫通孔が形成された突片を有し、前記第1回転部材と前記回転伝達部材に相対回転可能、且つ前記第1回転部材と一体となって前記回転伝達部材に相対回転可能に前記第1回転部材と前記回転伝達部材との間に装着される第2回転部材と、前記中空部内に延在するように前記第1回転部材に設けられ前記凹部内に前記突片とで進角用室と遅角用室とに二分するベーンと、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記進角用室又は前記遅角用室の少なくとも一方に印加される流体圧が所定圧よりも低い時に前記第2回転部材と前記回転伝達部材の相対位相を前記第2回転部材が前記回転伝達部材に対して最も遅角側に回転された第1の所定の相対位相に規制し、前記流体圧が所定圧よりも高い時に前記規制を解除する第1規制機構と、前記進角用室又は前記遅角用室の少なくとも一方に印加される流体圧が所定圧よりも低い時に前記第1回転部材の前記第2回転部材に対する進角側への相対回転を許容すると共に前記第1回転部材の前記第2回転部材に対する遅角側への相対回転を規制し、前記流体圧が所定圧よりも高い時に前記第1回転部材の前記第2回転部材に対する進角側及び遅角側への相対回転を許容する第2規制機構とを備え、前記第1規制機構により前記第2回転部材と前記回転伝達部材とが前記第1の所定の相対位相に規制され、且つ前記第2規制機構により前記第1回転部材と前記第2回転部材の相対位相が前記突片の進角側の周方向端面に前記ベーンが当接する位相に規制された時に、前記第1回転部材と前記回転伝達部材の相対位相が前記内燃機関が始動可能な弁開閉時期にある時の第2の所定の相対位相に規制されるようにしたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
Fターム (23件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA23 ,  3G016CA04 ,  3G016CA12 ,  3G016CA13 ,  3G016CA21 ,  3G016CA24 ,  3G016CA27 ,  3G016CA29 ,  3G016CA32 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA43 ,  3G016CA45 ,  3G016CA52 ,  3G016CA57 ,  3G016CA59 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016GA00 ,  3G016GA04 ,  3G016GA07

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