特許
J-GLOBAL ID:200903066771035546

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-156401
公開番号(公開出願番号):特開平6-341523
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 クラッチトゥクラッチ変速を要する自動変速機の係合側サーボ油圧の供給が調圧弁のスティックにより不可能なとき、変速前の変速段に戻し、変速ショック、摩擦係合要素の耐久性の低下、エンジンオーバレブを防ぐ。【構成】 変速制御装置は、変速段切換手段32の変速信号でシフト弁を切換える。変速時にシフト弁と係合側摩擦係合要素サーボとの間の調圧弁のスティックを入力軸回転センサ41と出力軸回転センサ42の出力で異常判定手段31により判定し、該手段31から変速段切換手段32に当初の変速段に戻す信号を出力し、且つエンジントルク制御装置51にトルクダウン延長信号を出力する。
請求項(抜粋):
入力軸と出力軸との間に遊星歯車機構を備え、該遊星歯車機構の変速要素を変速制御装置のサーボ油圧の制御による摩擦係合要素の係合解放によりつなぎ変えて複数の変速段を達成すべく、前記遊星歯車機構は、前記変速段中の特定の変速段からそれと直近の低速の変速段への変速時に一方が解放され、他方が係合する関係にあるそれぞれの摩擦係合要素を有し、前記変速制御装置は、前記両摩擦係合要素を係合解放させるサーボ油圧の給排を選択する切換弁と、該切換弁と前記低速の変速段を達成する摩擦係合要素との間に介挿されて前記サーボ油圧を調圧する調圧手段と、前記両変速段に対応する変速信号を出力する変速段切換手段と、前記変速信号により前記切換弁を動作させる切換弁作動手段と、前記入力軸の回転を検出して出力する入力軸回転センサと、前記出力軸の回転を検出して出力する出力軸回転センサと、自動変速機が連結されたエンジンをトルク制御するエンジントルク制御装置とを有する自動変速機において、前記変速制御装置は、前記入力軸回転センサと前記出力軸回転センサの出力により前記調圧手段の異常を判定する異常判定手段を有し、前記異常判定手段は、前記特定の変速段からそれと直近の低速の変速段への変速時の異常判定により、前記変速段切換手段に前記特定の変速段の変速信号を出力すると共に、前記エンジントルク制御装置のトルク制御を延長する信号を出力することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-146734

前のページに戻る