特許
J-GLOBAL ID:200903066781201916

液圧式ブレーキ倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相川 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-076600
公開番号(公開出願番号):特開平7-257357
出願日: 1994年03月23日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】液圧ブースタ40のパワーピストンの摺動抵抗を低減する。【構成】パワーピストンの外周に嵌着されたシールリングに常時アキュームレータ68の液圧が作用している。このアキュームレータ68に加えて第2のアキュームレータ88を設ける。上記第1のアキュームレータ68は調圧弁102により低液圧を保持し、第2のアキュームレータ88は圧力センサ90により高液圧を保持する。両アキュームレータ68,88間に切換弁94を設け、液圧ブースタ40の動力室5内の圧力に応じてこの切換弁94を切換える。動力室5内の圧力が設定値よりも小さい間は、第2アキュームレータ88と液圧ブースタ52側とを遮断して、第1のアキュームレータ68により液圧ブースタ52を作動させ、動力室5内の圧力が設定値以上に上昇したときに、第2アキュームレータ88を液圧ブースタ52に連通する。
請求項(抜粋):
ポンプから吐出されたブレーキ液が蓄圧されるアキュームレータと、ブレーキペダルからの入力によって弁機構が開放され、動力室内に導入されたアキュームレータの液圧によってパワーピストンを作動させる液圧ブースタと、液圧ブースタにより倍力された出力が伝達されるマスタシリンダと、マスタシリンダの発生する液圧が伝えられてブレーキ作用を行なうホイールシリンダとを備えた液圧式ブレーキ倍力装置において、上記液圧ブースタに液圧を供給する第2のアキュームレータと、上記第1のアキュームレータの液圧を所定範囲の低圧に保持する第1の液圧設定手段と、第2のアキュームレータの液圧を所定範囲の高圧に保持する第2の液圧設定手段と、第2のアキュームレータと上記液圧ブースタとの間を連通遮断する切換手段とを設け、上記液圧ブースタの動力室内の圧力が所定値以下では、第2のアキュームレータと上記液圧ブースタとの間を遮断し、動力室内の圧力が設定値を超えたときに第2のアキュームレータと上記液圧ブースタとの間を連通することを特徴とする液圧式ブレーキ倍力装置。
IPC (2件):
B60T 13/14 ,  B60T 15/38

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