特許
J-GLOBAL ID:200903066784379910

主軸装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-211392
公開番号(公開出願番号):特開2007-296636
出願日: 2007年08月14日
公開日(公表日): 2007年11月15日
要約:
【課題】主軸のアンバランス量が極めて小さく、且つツールのクランプ及びアンクランプ操作を繰り返し行っても、該アンバランス量の変化は殆ど発生せず、超高速回転時のバランスを安定させて主軸の振動や騒音を極小にすると共に、加工精度を向上させることができる主軸装置を提供する。【解決手段】同一特性を有する右螺旋皿ばね28及び左螺旋皿ばね29の一対の螺旋皿ばねが、ドローバー26の外周に嵌合させて配置されている。また、該一対の螺旋皿ばね28,29間に、ラジアル軸受31によってドローバー26に回動自在に配設された中間間座30が設けられている。そして、クランプ、アンクランプ操作して一対の螺旋皿ばね28,29を圧縮したとき、該一対の螺旋皿ばね28,29に生じる螺旋を解放する方向の捩じれが、中間間座30を回転させてることで吸収され、螺旋皿ばね28,29と中間間座30とのずれの発生を防止する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ツールを保持するホルダを先端に嵌合させると共に主軸台に回動自在に支承され軸方向に中空穴が設けられた主軸と、軸方向に摺動可能とされて前記主軸の前記中空穴内に配設されたドローバーと、該ドローバーの外周に嵌合して前記ドローバーを前記ホルダから離間する軸方向に付勢する螺旋皿ばねとを備えた工作機械の主軸装置において、 前記ドローバーの外周に嵌合し該ドローバーの一方の側に配設された右巻き螺旋皿ばねと、 前記ドローバーの外周に嵌合し該ドローバーの他方の側に配設された左巻き螺旋皿ばねと、 該左巻き螺旋皿ばねと前記右巻き螺旋皿ばねとの間に配置され前記一対の螺旋皿ばねの端部が夫々当接されて前記ドローバーの外周に嵌合する中間間座と、 該中間間座を前記ドローバーに回動自在に支承し、前記ドローバーとのラジアル隙間が2μm以下である、前記中間間座とは別体のラジアル転がり軸受と、 を備えたことを特徴とする工作機械の主軸装置。
IPC (1件):
B23B 31/117
FI (1件):
B23B31/117 601F
Fターム (1件):
3C032AA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 主軸装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-277717   出願人:三菱重工業株式会社
  • 転がりリングナットを有するねじ伝動装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-504114   出願人:イナベルツラーゲルシエツフレルコマンデイトゲゼルシヤフト
  • 特開平4-193409
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審査官引用 (2件)
  • 主軸装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-277717   出願人:三菱重工業株式会社
  • 転がりリングナットを有するねじ伝動装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-504114   出願人:イナベルツラーゲルシエツフレルコマンデイトゲゼルシヤフト

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