特許
J-GLOBAL ID:200903066795100136

磁気抵抗効果型薄膜ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-056662
公開番号(公開出願番号):特開平6-267034
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は磁気抵抗効果型薄膜ヘッド(MRヘッド)に関し、先端がヘッド先端面に露出し、後端が磁気抵抗効果素子(MR素子)と磁気的に結合するフラックスガイドの信号磁束の伝播方向を磁化容易軸方向とし、多磁区化を抑制してMR素子への信号磁束の伝播効率の向上とノイズ混入の防止を目的とする。【構成】 磁気的に結合したフラックスガイドとMR素子12との両側に非磁性絶縁膜15を介しシールド磁性膜11, 16を配設した構成において、該フラックスガイドは先端がヘッド先端面に露出する第1のフラックスガイド21と、該ガイド21に先端が接合され、後端がMR素子12と磁気結合する第2のフラックスガイド24とから成り、各ガイドが長さ方向に磁化容易軸を有する第1、2軟磁性膜22,25 と、該軟磁性膜の磁化困難軸方向に一方向性の交換結合磁界HUAが印加されるように該軟磁性膜上に積層された第1、2反強磁性膜23, 26とからなる構成とする。
請求項(抜粋):
先端部が磁気記録媒体(18)と対向するヘッドの先端面に露出するフラックスガイドの後端部に磁気抵抗効果素子(12)が磁気的に結合され、かつそれらの両側にそれぞれ非磁性絶縁膜(15)を介してシールド磁性体(11, 16)を配設したヘッド構成において、前記フラックスガイドは、先端部がヘッドの先端面に露出された第1のフラックスガイド(21)と、先端部が該第1のフラックスガイド(21)に接合され後端部が磁気抵抗効果素子(12)と磁気的に結合された第2のフラックスガイド(24)とから構成され、前記各フラックスガイド(21, 24)が長さ方向に平行な磁化容易軸を有する軟磁性膜(22, 25)と、該軟磁性膜の磁化困難軸方向に一方向性の交換結合磁界HUAが印加されるように該軟磁性膜(22, 25)上に積層された反強磁性膜(23, 26)とからそれぞれなることを特徴とする磁気抵抗効果型薄膜ヘッド。

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