特許
J-GLOBAL ID:200903066798041521

リン酸エステル多価金属塩の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-057100
公開番号(公開出願番号):特開平8-245656
出願日: 1995年03月16日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 高純度、高収率でリン酸エステル多価金属塩を製造する方法の提供。【構成】 リン酸エステル多価金属塩(I)又は(II)を製造するに際し、リン酸エステルと多価金属水酸化物とを、有機酸(V)の存在下に反応させる。【化1】【化2】〔R1はC2-36 のアルキル基等、R2は水素原子又はC2-36 のアルキル基等、A1, A2はC2-3のアルキレン基、m, nは0以上の数で、0≦m+n≦50、M はMg, Ca, Ba, Al, Tl, Ti, Zr, Pd, Zn, Cu, Ni, Co又はFe、a は0〜(f-1) の数、b は1〜f の数、 a+b =f 、f はM の原子価、d は0〜(f-2) の数、e は1〜f/2 の数、 d+2e=f 、R3は水素原子又はC1-22 のアルキル基等を示す。〕
請求項(抜粋):
式(I)又は(II)【化1】〔式中、R1:水素原子がフッ素原子で置換されていてもよい直鎖又は分岐鎖の炭素数2〜36のアルキル基あるいはアルケニル基、又は炭素数4〜22のアルキル基で置換されていてもよいフェニル基を示す。R2:水素原子、又は水素原子がフッ素原子で置換されていてもよい直鎖又は分岐鎖の炭素数2〜36のアルキル基あるいはアルケニル基、又は炭素数4〜22のアルキル基で置換されていてもよいフェニル基を示す。A1, A2:同一又は異なって、炭素数2〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、m 個のA1及びn 個のA2は同一でも異なっていてもよい。m, n:アルキレンオキサイドの平均付加モル数を示す0以上の数を示し、0≦m+n≦50である。但し、R2が水素原子を示す場合、n=0である。M :Mg, Ca, Ba, Al, Tl, Ti, Zr, Pd, Zn, Cu, Ni, Co及びFeからなる群から選ばれる少なくとも1種を示す。a, b:a は0〜(f-1)の数、b は1〜f の数を示し、 a+b =f である。ここでfは Mの原子価を示す。d, e:d は0〜(f-2)の数、e は1〜f/2 の数を示し、 d+2e=f である。ここで fは前記の意味を示す。〕で表されるリン酸エステル多価金属塩又はこれらの混合物を製造するに際し、式(III)【化2】〔式中、R1,R2,A1,A2,m 及びn は前記の意味を示す。〕で表されるリン酸エステルと、式 (IV)M(OH)f (IV)〔式中、M, fは前記の意味を示す。〕で表される多価金属水酸化物とを、式(V)【化3】〔式中、R3は水素原子、又は炭素数1〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基あるいはアルケニル基を示す。〕で表される有機酸の存在下に反応させることを特徴とするリン酸エステル多価金属塩の製造方法
IPC (3件):
C07F 9/09 ,  A61K 7/02 ,  C09K 3/00 103
FI (3件):
C07F 9/09 K ,  A61K 7/02 L ,  C09K 3/00 103 M

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