特許
J-GLOBAL ID:200903066801827957
樹脂複合体の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-282728
公開番号(公開出願番号):特開2001-106921
出願日: 1993年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【目的】 熱硬化性樹脂あるいは感光性樹脂が示す特有の物性を維持しつつ、複合化させる熱可塑性樹脂が示す本来の物性よりもさらに高い物性値を示す新規な樹脂複合体を開発すること。【構成】 熱可塑性樹脂と混合した熱硬化性樹脂あるいは感光性樹脂を硬化して複合化するに当たり、擬似均一相形成点を超える硬化速度および/または擬似均一相形成点を超えない相分離速度で熱硬化性樹脂あるいは感光性樹脂を硬化させることにより得られる擬似均一相溶構造を有する樹脂複合体を製造する方法を提案する。この複合体を構成する樹脂粒子の粒径は、透過型電子顕微鏡の写真観察による測定値で0.1μm以下であり、かつ動的粘弾性測定による樹脂のガラス転移温度のピーク数が1つである。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂と混合した熱硬化性樹脂を硬化することによって、構成樹脂粒子の粒径が透過型電子顕微鏡観察による測定値で0.1μm以下であり、かつ昇温速度が5°C/分、振動周波数6.28rad/秒の条件で測定した動的粘弾性測定による樹脂のガラス転移温度のピーク数が1つであるような特性を示す擬似均一相溶構造を有する樹脂複合体を製造するに当たり、前記熱硬化性樹脂の硬化温度、硬化剤の種類、および感光性付与の有無のうちから選ばれる1種または2種以上の因子によって決定され、かつ前記擬似均一相溶構造を得ることができる硬化速度の下限値である擬似均一相形成点を超える硬化速度で硬化させることを特徴とする樹脂複合体の製造方法。
IPC (4件):
C08L101/00
, C08L 55/00
, C08L 63/00
, C08L 81/06
FI (4件):
C08L101/00
, C08L 55/00
, C08L 63/00 A
, C08L 81/06
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