特許
J-GLOBAL ID:200903066816403010

エンジンの可変吸気装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-180979
公開番号(公開出願番号):特開2000-008866
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 高い寸法精度を必要とすることなく、サージタンク回転時の摺動抵抗の増大を抑制しつつ、隣合う延長部間を気密的に隔離し所望の吸気慣性効果を得ること。【解決手段】 サージタンク30の回転に応じてサージタンクの下流側の吸気通路長さを可変とするエンジンの可変吸気装置において、各軸方向隔壁部24の内周とサージタンクの外周間に夫々設けられ軸方向に隣合う延長部23間をシールするシール部材50を各軸方向隔壁部の内周又は各軸方向隔壁部の内周に対向するサージタンクの外周部位に嵌着させると共に、シール部材に径方向に延在し、隣合う延長部間の圧力差に応じて軸方向に変形して各軸方向隔壁部の内周に対向するサージタンクの外周部位の軸方向端面又は各軸方向隔壁部の軸方向端面に気密的に摺接する少なくとも1つの環状リップ部50b、50cを設けた。
請求項(抜粋):
エンジンの吸気系に回転可能に配設されその内部が外気と連通される有底円筒状のサージタンクと、該サージタンクを回転可能に支持すると共に前記サージタンクの外周を覆う吸気マニホルドと、前記サージタンクの下流側に前記吸気マニホルドに設けられエンジンの各気筒に夫々接続される分岐吸気通路と、前記吸気マニホルドに形成される軸方向隔壁部により前記サージタンクの周囲に軸方向に夫々隔離されて設けられ前記各分岐吸気通路の一部を構成する延長部と、前記サージタンクの周壁に形成され前記各延長部と前記サージタンク内部を夫々連通する連通口と、前記各軸方向隔壁部の内周と前記サージタンクの外周間に夫々設けられ軸方向に隣合う前記延長部間をシールするシール部材とを備え、前記サージタンクの回転に応じて前記サージタンクの下流側の吸気通路長さを可変とするエンジンの可変吸気装置において、前記シール部材を前記各軸方向隔壁部の内周又は前記各軸方向隔壁部の内周に対向する前記サージタンクの外周部位に嵌着させると共に、前記シール部材に径方向に延在し、隣合う前記延長部間の圧力差に応じて軸方向に変形して前記各軸方向隔壁部の内周に対向する前記サージタンクの外周部位の軸方向端面又は前記各軸方向隔壁部の軸方向端面に気密的に摺接する少なくとも1つの環状リップ部を設けたことを特徴とするエンジンの可変吸気装置。
IPC (2件):
F02B 27/02 ,  F16J 15/10
FI (2件):
F02B 27/02 A ,  F16J 15/10 N
Fターム (23件):
3G031AA28 ,  3G031AB05 ,  3G031BA07 ,  3G031BA14 ,  3G031BA17 ,  3G031BB02 ,  3G031BB14 ,  3G031DA11 ,  3G031DA38 ,  3G031EA03 ,  3G031FA00 ,  3G031FA03 ,  3G031HA01 ,  3G031HA10 ,  3J040AA01 ,  3J040AA13 ,  3J040AA17 ,  3J040BA03 ,  3J040CA01 ,  3J040EA02 ,  3J040EA16 ,  3J040HA02 ,  3J040HA20

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