特許
J-GLOBAL ID:200903066818122337

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318685
公開番号(公開出願番号):特開平8-176394
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【構成】 (a)メルトフロ-が5〜30(g/10min)で200°Cでのダイスエルが1.8以上のブロックポリプロピレンを35から65重量%、(b)数平均分子量が100,000以上のSEBS又はSEPS5〜65重量%、(c)EPRもしくはEPDM、又は動的に加硫されたEPRもしくはEPDMとポリオレフィン系樹脂とのブレンド体のうちガラス転移温度が-40°C以下のもの5〜30重量%、及び(d)粘度が300から500センチスト-クスでありアニリン点が130〜160°Cであるパラフィン系プロセスオイル軟化剤が2〜25重量%からなる射出成形加工幅の広い外観良好な低温、高温特性に優れたことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。【効果】 幅広い射出条件でフロ-マ-ク等が発生せず外観良好で且つ、低温、高温特性のバランスに優れ、良好な外観と機能性を持つ熱可塑性樹脂組成物が提供できる。
請求項(抜粋):
(a)メルトフロ-(以下MFRと略す。:ASTM-D-1238L条件、230°C以下同条件)が5から30(g/10min)で200°Cでのダイスエル(せん断速度が6.8×103 1/secの時の値。以下同条件)が1.8以上のブロックポリプロピレンを35から65重量%(b)ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックAの少なくとも1個以上と共役ジエン化合物を主体とする重合体Bの少なくとも1個以上とを有し、且つ、ビニル芳香族化合物の含有率が5から50重量%の範囲にあり、共役ジエン化合物部分の70%以上が水素添加されて、且つ、数平均分子量が100,000以上のもの5〜65重量%(c)エチレン-α・ オレフィン共重合体ゴム及びまたはエチレン-α・オレフィン-非共役ジエン共重合体ゴムまたは、動的に加硫されたエチレン-α・オレフィン共重合体ゴムとポリオレフィン系樹脂とのブレンド体または、動的に加硫されたエチレン-α・ オレフィン-非共役ジエン共重合体ゴムとポリオレフィン系樹脂とのブレンド体のうちガラス転移温度が-40°C以下のもの5〜30重量%(d)粘度(40°C)が300から500センチスト-クスでありアニリン点が130〜160°Cであるパラフィン系プロセスオイル軟化剤が2〜25重量%上記成分(a)から(d)からなる射出成形加工幅の広い外観良好な低温、高温特性に優れたことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (10件):
C08L 53/00 LLY ,  C08L 53/00 LLW ,  B29C 45/00 ,  C08K 5/01 ,  C08L 23/02 LCN ,  C08L 23/08 LCD ,  C08L 23/16 LCY ,  C08L 45/00 LKB ,  C08L 53/02 LLY ,  B29K 96:04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-014248

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