特許
J-GLOBAL ID:200903066819274890

周回型プラントの生産計画立案選択システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-141881
公開番号(公開出願番号):特開2001-325017
出願日: 2000年05月15日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 生産計画立案方法の選択を自動で行うことにより、計画作成工数の削減と計画選択ミスの発生防止とを図る。【解決手段】 計画選択部3は、入力された生産オーダから必要な型板品番の種類と枚数とを集約して、型板品番ごとの必要生産枚数の合計と、前回の板材の生産計画終了から今回指定された板材のの生産期間までに生産可能な枚数とを計算し、次の条件、(板材生産期間での生産可能枚数≧型板品番ごとの必要生産枚数の合計)を満たすときには、第1の生産計画立案部4を選択して生産計画を立案し、次の条件、(板材生産期間での生産可能枚数<型板品番ごとの必要生産枚数の合計)を満たすときには、第2の生産計画立案部5を選択して生産計画を立案する。
請求項(抜粋):
同種又は複数種の型板を常に一定枚数搭載して循環可能な周回型プラントの生産計画立案を選択するシステムであって、第1の生産計画立案手段と、第2の生産計画立案手段と、前記型板から取り出された板材によって生産される製品の種類、枚数、納期などの生産オーダや、使用可能な型板枚数などを入力する入力手段と、入力された生産オーダや計算された計画立案結果などを記憶する記憶手段と、前回の板材の生産計画終了から今回指定された板材の生産期間までに生産可能な枚数と、前記型板品番ごとの必要生産枚数の合計とに基づいて、前記第1の生産計画立案手段または前記第2の生産計画立案手段のいずれかを選択する計画選択手段とを備え、前記計画選択手段は、入力された生産オーダから必要な型板品番の種類と枚数とを集約して、型板品番ごとの必要生産枚数の合計と、前回の板材の生産計画終了から今回指定された板材の生産期間までに生産可能な枚数とを計算し、下記の条件、板材生産期間での生産可能枚数≧型板品番ごとの必要生産枚数の合計を満たすときには、前記第1の生産計画立案手段を選択して生産計画を立案し、下記の条件、板材生産期間での生産可能枚数<型板品番ごとの必要生産枚数の合計を満たすときには、前記第2の生産計画立案手段を選択して生産計画を立案することを特徴とし、前記第1の生産計画立案手段は、前記型板によって生産される板材の枚数をその板材の種類に対応した型板品番ごとに集約した生産計画データに基づき、型板品番ごとの生産枚数の合計枚数を、周回型プラントで循環可能な型板の合計枚数で除するとともに整数切上げを行って、その生産計画を実行するための最低周回数を計算し、この計算した最低周回数を横軸又は縦軸に、周回型プラントで循環可能な型板の枚数をこれに対する縦軸又は横軸に配置した計画元表を作成するステップと、型板品番ごとの生産枚数と前記最低周回数とを積算した積算枚数が、任意の型板品番において生産枚数を超えている場合には、その型板品番の生産枚数をその型板品番の使用可能な型板枚数で除するとともに整数切上げを行って求めた値を、前記計画元表の最低周回数として更新するステップと、型板品番ごとの生産枚数を前記最低周回数で除するとともに整数切上げを行って必要型板枚数を計算し、前記最低周回数を横軸又は縦軸に、計算した必要型板枚数をこれに対する縦軸又は横軸に配置した品番計画表を型板品番ごとに作成するステップと、必要型板枚数の最も大きな型板品番から順に割り付けて行くといったルールに従い、作成した型板品番ごとの品番計画表を、計画元表の左上から型板枚数方向に順次割り付けていくステップと、次の品番計画表を割り付ける際は、今割り付けた品番計画表の最終型周回の余り周回を埋める品番計画表を選択して割り付けを行い、若しくは最終型周回の余り周回を埋める品番計画表が無い場合は最終型周回の余り周回に最も近い品番計画表を選択して割り付けを行った後、次の品番計画表の割り付けを、今割り付けた品番計画表の次の型板枚数位置から行うといった処理を繰り返すステップと、最終的に、計画元表の未計画部分に対して未選択の品番計画表が残る場合には、型板枚数方向への延長若しくは周回方向への縮小に限定した変形を、その型板品番の使用可能な型板枚数以内で行って計画元表の未計画部分に割り付けるステップと、選択する品番計画表がなくなった時点で、周回方向への未計画部分については、その直前に割り付けている型板品番の生産枚数を周回方向へ最低周回数まで延長するステップとを備え、前記第2の生産計画立案手段は、型板によって生産される板材の枚数をその板材の種類に対応した型板品番ごとに集約した生産計画データに基づき、型板品番ごとの生産枚数の合計枚数を、周回型プラントで循環可能な型板の合計枚数で除するとともに整数切上げを行って、その生産計画を実行するための最低周回数を計算し、この計算した最低周回数を横軸又は縦軸に、周回型プラントで循環可能な型板の枚数をこれに対する縦軸又は横軸に配置した計画元表を作成するステップと、生産計画データに基づき、型板品番の生産枚数をその型板品番の使用可能な型板枚数で除するとともに整数切上げを行って型板品番ごとの必要周回数を計算し、この計算した必要周回数を横軸又は縦軸に、周回型プラントで循環可能な型板の枚数をこれに対する縦軸又は横軸に配置した品番計画表を型板品番ごとに作成するステップと、周回数と型板枚数の最も大きな型板品番から順に割り付けて行くといったルールに従い、作成した型板品番ごとの品番計画表を、計画元表の左上から周回方向に順次割り付けていく際、周囲方向の配置が前記最低周回数に達したら割り付けを一旦終了するステップと、次に、この割り付けた型板品番の周回方向にできる隙間を埋めるために、使用可能な型板枚数が増加しない範囲内において必要に応じ上下左右の回転を行って、最低周回数に達する品番計画表を選択して割り付けるステップと、最終的に、計画元表の未計画部分に対して未選択の品番計画表が残る場合には、周回方向へ延びる方向に限定した変形を行って計画元表の未計画部分に割り付けるステップと、選択する品番計画表がなくなった時点で、周回方向への未計画部分については、その直前に割り付けている型板品番の生産枚数を周回方向へ最低周回数まで延長するステップとを備えてなる周回型プラントの生産計画立案選択システム。
IPC (3件):
G05B 19/418 ,  G05B 15/02 ,  G06F 17/60 108
FI (3件):
G05B 19/418 Z ,  G05B 15/02 Z ,  G06F 17/60 108
Fターム (21件):
5B049AA06 ,  5B049BB07 ,  5B049CC21 ,  5B049DD01 ,  5B049EE01 ,  5B049EE02 ,  5B049EE31 ,  5B049FF09 ,  5B049GG07 ,  5H215AA06 ,  5H215BB01 ,  5H215BB09 ,  5H215BB20 ,  5H215CC05 ,  5H215CC09 ,  5H215CX01 ,  5H215GG03 ,  5H215GG05 ,  5H215GG09 ,  5H215HH03 ,  5H215JJ16

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