特許
J-GLOBAL ID:200903066827502614
メタノ-ル法によるリン酸ジアルキルの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-066764
公開番号(公開出願番号):特開平11-310587
出願日: 1999年03月12日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は、オキシ塩化リンから出発して、簡単な方法によって、大量の廃棄物を発生することなく高純度の生成物を産出する、対称的な長鎖リン酸ジアルキルの製造方法を提供することである。【解決手段】 a)オキシ塩化リン1〜4モルをメタノール1モルと反応させ、b)生成した塩化水素を反応混合物から除去し、c)反応混合物を蒸留にかけ、d)ジクロロリン酸メチルを含有する高沸点部分を、長鎖の直鎖又は分岐鎖のアルコール2〜6モルと反応させ、e)発生するクロロメタンを反応混合物から除去し、そしてf)水溶性の、揮発性の大きい物質を反応混合物から除去することを包含する方法が開示される。
請求項(抜粋):
鎖長がC4〜C22である長鎖の直鎖又は分岐鎖のアルコール及びオキシ塩化リンから、対称的に置換されたリン酸ジエステルを製造する方法であって、a)オキシ塩化リン1〜4モルをメタノール1モルと反応させ、b)反応混合物を真空下に置くか又は反応混合物に不活性ガスを通すことによって、生成した塩化水素を反応混合物から除去し、c)場合によっては、反応混合物を蒸留にかけ、d)ジクロロリン酸メチルを含有する高沸点部分を、鎖長がC4〜C22である直鎖又は分岐鎖のアルコール2〜6モルと反応させ、e)後反応において発生するクロロメタンを、蒸発除去するか又は反応混合物に不活性ガス、塩化水素又は両方のガスの混合物を通すことによって、反応混合物から除去し、f)水溶性の、揮発性の大きい物質を反応混合物から除去することを特徴とする方法。
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