特許
J-GLOBAL ID:200903066829651455

記録情報再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136117
公開番号(公開出願番号):特開平9-320200
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 記録媒体の記録容量を犠牲にすることなく、高密度記録された記録媒体から読み取られた読取信号のクロストーク除去を行うことができる記録情報再生装置を得ることを目的とする。【解決手段】 記録媒体上のトラックから記録情報の読み取りを行って第1読取信号を得ると共に、このトラックに隣接する隣接トラックから記録情報の読み取りを行って第2読取信号を得て、これら第1読取信号及び前記第2読取信号を夫々サンプリングして第1読取サンプル値系列及び第2読取サンプル値系列各々に変換する。次に、かかる第2読取サンプル値系列を可変係数フィルタにてフィルタリング処理することによりクロストーク成分を求め、上記第1読取サンプル値系列からこのクロストーク成分を減算したものを読取サンプル値系列として得る。この際、かかる読取サンプル値系列中からゼロクロスサンプル値を抽出し、このゼロクロスサンプル値が0に収束するように上記可変係数フィルタのフィルタ係数を更新する。
請求項(抜粋):
記録媒体上のトラックから記録情報の読み取りを行って第1読取信号を得ると共に前記トラックに隣接する隣接トラックから記録情報の読み取りを行って第2読取信号を得る読取手段と、前記第1読取信号及び前記第2読取信号を夫々サンプリングして第1読取サンプル値系列及び第2読取サンプル値系列各々に変換するA/D変換器と、前記第2読取サンプル値系列をフィルタリング処理することによりクロストーク成分を求める可変係数フィルタと、前記第1読取サンプル値系列から前記クロストーク成分を減算したものを読取サンプル値系列として得る減算器と、前記読取サンプル値系列中からゼロクロスサンプル値を抽出するゼロクロスサンプル抽出手段と、前記ゼロクロスサンプル値が0に収束するように前記可変係数フィルタのフィルタ係数を更新するフィルタ係数演算手段と、前記読取サンプル値系列に基づいて前記記録情報に対応した再生信号の判定を行う判定手段とを有することを特徴とする記録情報再生装置。
IPC (2件):
G11B 20/10 321 ,  G11B 7/00
FI (2件):
G11B 20/10 321 Z ,  G11B 7/00 T

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