特許
J-GLOBAL ID:200903066831552090

構造物の制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 布施 行夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-151212
公開番号(公開出願番号):特開平6-336860
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 風圧力による構造物、特に、高層,超高層の構造物の振動を効果的に抑制できる構造物の制振装置を提供すること。【構成】 制振装置では、各制振翼40を、構造物を30に収納自在に形成し、これにより、不必要な制振翼が風100の流れを乱し予期しない振動を引き起こすことを防止している。これに加えて、各制振翼40に、エアカーテン作成用のエア吹出部を設けている。これにより、制振翼自体が小さい場合でも、制振翼の実効的な長さは、制振翼自体の長さとエアカーテンの長さを足し合わせた大きさとなるため、大きな制振翼を設けた場合と同様な制振効果を得ることができる。
請求項(抜粋):
風圧力による構造物の振動を制振する制振装置において、前記構造物の上方での風速および風向きを検出する風センサと、前記構造物の上方における2方向の振動を検出する振動センサと、前記構造物の上方に縦方向に配置され、かつ前記構造物の周囲に所定間隔をおいて設けられた少なくとも3個の制振翼と、前記各制振翼に設けられたエアカーテン作成用のエア吹出部と、前記各制振翼を制御する制振翼制御手段と、を含み、前記各制振翼は、前記構造物に収納自在にかつ翼方向が制御自在に前記構造物に設けられ、前記制振翼制御手段は、前記風センサおよび振動センサの検出出力に基づき、前記構造物の振動を抑制するよう、前記各制振翼の外壁外部への突出量、翼方向を演算し前記各制振翼を制御するとともに、前記各エア吹出部を制御することを特徴とする構造物の制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/14 ,  E04H 12/00

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