特許
J-GLOBAL ID:200903066834648659

零点調整回路及び零点調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大林 章 ,  矢代 仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-177880
公開番号(公開出願番号):特開2009-014577
出願日: 2007年07月06日
公開日(公表日): 2009年01月22日
要約:
【課題】計測機器の零点調整装置及び零点調整方法において、より適切に零点調整を行うことを可能とする。【解決手段】計測機器の零点調整装置1は、ブリッジ回路10と、その出力端子bに、各々の一方の端子が接続される抵抗素子RC0〜RC3とを備える。CPU40は、抵抗素子RC0〜RC3の各々について、他方の端子の接続状態を3種類の状態の中から一つを選択して切り替える切替手段41を有し、ADC回路22の出力信号に基づいて切替手段41を制御する。具体的には、3進数4桁で記述された管理データを用いる。4桁の各々は抵抗素子RC0〜RC3の各々に対応し、各桁の値は抵抗素子RC0〜RC3の接続状態を3種類の中から一つを指定する。CPU40は、出力信号のレベルが許容範囲にあるか否かを判定し、判定結果に基づいて管理データにおいて処理対象とする桁を順次選択し、選択した桁の値を順次変更する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
抵抗を有するブリッジ回路の出力端子間の電位差に基づいて出力信号を生成する計測装置に用いられ、前記出力信号の零点を調整する零点調整回路であって、 一方の前記出力端子に、各々の一方の端子が電気的に接続されるn(nは2以上の自然数)個の抵抗素子と、 前記n個の抵抗素子の各々について、他方の端子の接続状態をm(mは2以上に自然数)種類の状態の中から一つを選択して切り替える切替手段と、 前記出力信号に基づいて前記切替手段を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記n個の抵抗素子について前記他方の端子の接続状態を管理する管理データに基づいて前記切替手段を制御し、 前記管理データは、m進数n桁で記述され、n桁の各々は前記n個の抵抗素子の各々に対応し、各桁の値は前記他方の端子の接続状態をm種類の中から一つを指定するものであり、 前記出力信号のレベルが許容範囲にあるか否かを判定し、判定結果に基づいて前記管理データにおいて処理対象とする桁を順次選択し、選択した桁の値を順次変更する、 ことを特徴とする零点調整回路。
IPC (2件):
G01D 3/00 ,  G01D 3/028
FI (2件):
G01D3/00 C ,  G01D3/04 Q
Fターム (4件):
2F075AA07 ,  2F075EE18 ,  4C027AA06 ,  4C027KK07
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る